2018年9月26日水曜日

高通山(2018年9月24日(月祝))

 先日、登り口を下見しておいた高通山に出かけました。この山は、SOTA JA/SO-097ですが、国土地理院の地図では山の名前がないため、SOTAでは山名の代わりに水準点の名称である「クモミムラ」となっています。
 登山口に丁寧にコースタイムがかかれていますが、私がこれから登ろうとしているグランドから頂上までは、35分となっています。しかし、その逆コースでは50分???下りの方が時間がかかるの?なんか変な感じと思いつつ、スタート。


 登り口には杖がたくさん置いてありました。登り始めると直ぐに尾根という感じ。階段等も整備されており、なかなか快適ですが、結構勾配がきつい。改めて地図を見ると、結構等高線の間隔が狭い。




 しばらく進むと枯れ枝や小規模な崖崩れなどの影響でザレた道になってしまいました。ハイキングコースとして、かなりしっかりと整備したようですが、その後の維持管理があまり十分にできていないようです。細かく休憩をとり、頂上に着いた時にはしょっぱつから45分経っていました。やっぱり、登りは50分というタイムが正しいのでしょう。

 
 

 山頂付近は、起伏があるものの比較的広く、だれもいません。519mの山にしては、なかなか見晴らしも良好です。木々もあり、これなら7MHzのフルサイズDPも張れると思い、早速設営。ところが、木の間隔が微妙でなかなか設置箇所が決まりません。あちらこちら付け替えて、ようやく決めめることができました。7MHzのフルサイズDPを張るのにこんなに時間がかかったことはありませんでした。早速、7MHzを運用。しかし、携帯がなかなか通じず、運用情報を流すことができません。とりあえず、CQスタート。CQマシーンですから、楽です。バンド内はちらほらQSOが聞こえているのですが、なかなか、応答がありません。

 
 

 やっと通じたツイッターの情報では、7MHzの状態は非常に悪いようです。それでもCQを出し続けると、なんとか2局とQSOできました。ツイッターで144MHzのリクエストがあったため、RH770の木の枝にクリップ止めして、144MHzFMにQSY。数局にお相手いただき、4局は達成しました。再び7MHzに戻り、なんとか2QSO。今度は21MHzのDPを張り、21MHzにQRV。でも、今回はQSOならずでした。バンド内を見ても、CWのQSOを含め何も聞こえませんでした。
 最後の悪あがきで、430MHzのFMにQRV。ここでも数局にお相手いただきました。しかし、1エリア側とは全くQSOできませんでした。


 13:00を過ぎてしまったので、お湯を沸かし、カップラーメンを食べて、撤収。下山に入りました。ふと気づくと、見たことのないような景色。誤って、北側に降りるコースを歩いていることに気づきました。再び山頂に戻り、元来た道を探したのですが、草に覆われて、意外と分かり難い。登るときには山頂の表記を見つけて、喜んで知らず知らずに草をかき分けて歩いいていたのでしょうね。
 下りは、30分かからずに下り、無事に下山できました。

 10局を超えるQSOができたのに、なんとなく、不発弾のような気がして、帰り道の仁科峠で車を停めて、29MHzFMでCQ。2局から声をかけていただきました。
 

 

巣雲山でC4FM-RC(2018年9月23日(日))

 C4FMの1エリアロールコールのお手伝いで、巣雲山に出かけました。私は。また144MHzを担当。今回のアンテナは、アローラインです。これまで使用したことのなかったアンテナです。小型ですが飛びはまずまずのようです。気に入りました。

 
 
この日はか風は強いものの天候も良く、快適な運用でした。
 時間の合間に、特小を運用。富士山の移動局2局とQSOできました。特小のシンプレックスでのQSOは初めてです。見通しとはいえ、たった10mWでのQSOはなかなか感動的です。
 1200MHzでも1局お相手いただくことができました。



 
 さて、C4FMの方ですが、今回は2エリア側の混信もなく、快適な運用をすることができました。

2018年9月17日月曜日

久々の十国峠(2018年9月9日(日) )

 天気予報が変わり、日曜日の静岡県内の雨の予報は無くなりました。それではいざ行こう!となル筈ですが、昨日の陣馬山でたくさんの局とQSOできたので、なんだか気分的には満足してしまいました。
 それでも良い天気の日曜日にボーとしているのももったいなく思い、10時過ぎにノコノコと出かけました。あまり遠くに行く気になれず、久々にホームグランドともいえる十国峠に。FT-2Dと7エレループを持ち、それにID-31と特小も持って行きました。


 十国峠ではよくあることですが、天気は良いのですが、やたらと風が強い状況でした。ちょうど特小を持って山岳移動している局の情報もありましたので、特小で呼んでみましたが、残念ながら繋がりませんでした。そこで430MHzC4FMを運用。まずは、TWで「一度C4FMでQSOを」とリクエストいただいていたとAWZ局をD-STARで呼んでみると、応答があり、C4FMにお誘いしてQSO。その後も3局とC4FMでQSO出来ました。風が益々強くなってきたため、12時半には撤退。駐車場に戻り、久しぶりにストーブでお湯を沸かし、カップラーメンの昼食。
 これで帰宅となるはずが、十国峠の駐車場に移動して29MHzFMでCQ。4QSO出来ました。

 ところで、昨日運用中に完全放電してしまったバッテリーですが、再度充電し100%の状態で持ってきたのですが、本日2時間程度の運用で60%を切ってしまいました。やはり、そろそろ寿命のようです。再度同じものを買うか、既に準備してある18650のバッテリーを使用するか迷っています。18650も良いのですが、USBの端子もある今のバッテリーはなかなか捨てがたいところです。

陣馬山で21MHz(2018年 9月 8日(土))

 折角の土日ですが、どうも天気予報によると天気が良くありません。でも不思議なことに静岡県内は雨なのに神奈川県や東京都は、晴れ時々曇りのような予報です。もしかしたら静岡県内も時期に曇りになるのかと期待していましたが、変わりません。それならと神奈川県付近でどこかに出かけようと思い、決めたのが陣馬山(SOTA KN-028)です。昨年もここから50MHzだけを運用しまし、たくさんの局とQSOできました。とくに陣馬山からだと普段丹沢山系の陰になってしまっている地域が結構開けており、普段QSOできない局ともQSO可能です。
 50MHzは昨年やったから、HFと1200での運用を考えていましたが、あの山頂付近に7MHzのアンテナを張ることは難しいと考え、とりああえず、21MHzでの運用をメインにすることにしました。
 そして、今回もう一つの楽しみは先日入手した特小レピーターです。DJ-R100を中継モードにして、臨時レピーターとして設置してみるのです。
 前日の夜にはSOTA WATCHへの情報UPとTWで臨時レピータ設置の宣言をしました。


 当日は、予定よりも早くに家をスタートすることが出来て、7時前に和田峠の駐車場に到着。ここからは25分程度で山頂に行くことができます。山頂に到着してみると売店の方もまだ来ていませんでしたが、ひとりテーブルに座っている方がいて、430MHzの5エレを三脚に乗せていました。先方も私がザックの片にID31を付けているを見て直ぐに仲間だとわかり、しばし談笑。すぐ近くの斜面で21MHzのワイヤーダイポールを木と木の間に張り、運用を開始しました。


 同時に三脚の先端にDJ-P100をセットしました。告知した時間よりずいぶん早い設置です。直ぐにTWで案内をしようかと思いましたが、私の携帯は全く電波が届いておらず、少し位置をずらしても全くの圏外でした。(後からわかったのですが、もう少し神奈川側に動けば使えるようになったのででした。)


 この運用場所は、前回とほぼ同様の場所で、八王子市になります。
 運用を開始して、しばらくは空振りしていましたが、次第に呼ばれるようになりました。今回もゲジゲジのCQボイスメモリーを持って行きましたのでCQを連発するのは、全く疲れません。しかし、ボイスメモリーからCQを送出するのは良いのですが、応答するためにマイクに切り替わった途端に回り込みが発生しているようで、困ってしまいました。とりあえず応答するときにはボイスメモリーの電源をオフにすることで乗り切れることがわかりました。前回は問題なかったのですが今回はどうもダメです。電源コードとの取り合いかと思い、配置を換えたりしましたが、やはりダメでした。
 それでもそれなりに呼ばれるので、ボイスメモリーはあまり使わずにQSOを続行でき、結局、21MHzSSBで30QSO出来ました。コールサインやQTHを見ていると全てGWでの交信で電離層反射はなしと思われます。それでも発交信の局が多く、満足のいく運用でした。
 ここで終わっても良かったのですが、少し欲が出まして、ポケットダイポールを三脚に付けて50MHzSSBを運用。こちらでも19局にお相手いただきました。

 
13時近くなったとき、QSO中に突然電源が落ちてしまいました。とりあえず急いで内蔵電源に切り替えました。本来軽くするためにFT-817の内蔵バッテリーは抜いておきたいのですが、緊急用にと入れておいたことが功を奏しました。よく見るといこれまでずっと愛用してきたPC用充電用のリチュームイオン電池の残量が0%。一気に無くなってしまったようです。いつもかなりQSOしても60%を下回ることがなかったので、過大な容量を持ち歩いているのだと思い、もう少し軽いものに切り替えるかどうか考えていたところですから、驚きました。改めて考えてみると、このバッテリーは2代目で既に2年以上使っていますから、そろそろ寿命なのかもしれません。これを機にCL。
 

 特小レピーターの事をすっかり忘れていましたが、アクセスは無かったようです。それでもチャレンジしてくれた方はいらしたようで、次回も特小レピータを設置してみようと思っています。
 流石にお昼頃にはすごく人も増えてきましたが、25mルールを使えば、7MHzも運用可能では無いかと思いました。それはまた来年。それまでに7MHzの大陸からのノイズが無くなることを願っています。

 帰りにまだ元気が残っていまいしたので、厚木パーキングより29MHzFMでCQ。1局とQSO出来ました。

2018年9月2日日曜日

雨の暗沢山(2018年 9月 1日(土))

 折角の土・日なのに天気は良くないようです。それでは雨の時にでも行けそうだと思っていた暗沢(SOTA JA/SO-095)に出かけようと企みました。この山は、頂上の直ぐ近くまで車で行くことが出来、ほとんど人が来ないようですから、7MHzのダイポールも設置できます。昨年は、ここで7MHzを運用して結構QSO出来ました。(クラスターにUPしてもらえた事もあるけど…)
 早朝より、天気予報を見ていましたが、夕方までには回復しそうですが、午前中の天気はとても微妙です。まあとにかく雨覚悟でスタート。
 8時には頂上付近に到着。頂上付近に来るまでの道すがらは、たいした雨には降られませんでした。ところが、頂上付近では意外と雨が降っており、風もやや強く吹いています。さらに遠くに雷鳴も聞こえます。とりあえず、カッパを着て山頂に行き、ツエルトやアンテナの設置に利用できそうな木の枝を確認しました。一旦車に戻り、待機。天気予報や装備で不要なものを考え、セッティングし直したりしていました。でも、どうも予報は悪くなるばかり。暗い気持ちで1時間くらい過ごしましたが、雨がほとんどやんだ瞬間が訪れたため、行動開始。ツエルトとアンテナを張り、アンテナの調整。実は7MHzのワイヤーダイポールは拡張バンド付近に合うように先端を折り返してつかっていました。このところいつ使用してもほとんど無調整で使用できていたのですが、先日これがほどけてしまい、どのあたりが最良であったかがわからなくなってしまったのです。そこで今回再調整。SWRは817で見る限りはほとんど振らないところまで追い込めました。



 さあ行くぞ!と運用を開始しようとすると、ほぼバンド全域に強烈なノイズ。どうも最近話題の大陸からのレーダーのノイズのようです。特に拡張バンドが酷い。それなら21MHzから始めるかと思い、21MHzのワイヤーダイポールを別途張りました。SWRも落ちており、安心しましたが、21MHzにも変なノイズが出ており、使い物になりません。 再び7MHzに戻り、バンド内を注意深く聞いてみると7.155付近のノイズレベルの下がっているところを発見。ここでCQを出し始めました。しばらく空振りをしていると地元にお住まいで「山と無線」の仲間である堤氏から応答がありました。ノイズにも負けない強力な信号でQSOできました。その後、RQOさんから応答がありましたが、RSレポートを交換している最中に1KHz上に強力なOMさんのQSOが始まってしまい、聞き取れなくなってしました。その後しばらくバンド内の状況を聞いていましたが、あまり状況は回復せず、混信を避けて7.160でCQ。再びRQOさんからお声がかかり、今度はQSO成立。その後もCQを続けましたが、交信成立には至りませんでした。
 もう一度21MHzに上がると、先ほどのノイズはずいぶん低減されておりました。しかし、あまり他のQSOは聞こえません。ダメ元でいつもの21.305でCQを連呼。SOTAにセウルフスポットしました。実は、今回先日のハムフェアで手に入れたボイスメモリーを初投入。いくらCQを出しても疲れない状態になりました。再び小雨が降り始めていたので、ツエルトの中で散らばった荷物を整理していました。まったく、応答がないのでダメかと諦めかかったときにVKからお声がかかりました。ビックリして声がうわずってしまいましたが、57-42でQSO成立。QSBを伴ってスリルある交信でした。それからしばらくして、やはりQSBを伴って5からお声がかかり、QSO成立。その後はさっぱりでした。そこでも2QSOできたのは、このボイスメモリーのおかげですね。
 もう12時近くになってしまい、HFは諦めて、430MHzに出てみることにしました。そのままFT817に木の枝にクリップ止めしたRH770をつなぎ、CQ。2QSOできました。気がつくとツエルトの中が異常に蒸し暑い。ツエルトをはいで見ると外は陽が差していました。
 カッパを脱ぐのが面倒でそのまま撤収を行いましたが、蒸れて汗をかいてしまいました。
 何とか6QSOできたし、とりあえず、ボイスメモリーは有効であることもわかりました。


 このあと、直ぐ近くのSOTA山に行こうかどうしようか迷い、とりあえず登り口まで行ったのですが、既に13時くらいになっていたこともあり、次回のお楽しみとして、久々に松崎町の「さくら」に向かいました。13時を過ぎていても店内は混んでいましたが、1名ということもあり、10分くらいで席に着くことが出来ました。実は、前回来たときに、ここのトコブシ煮付け定食というのが気になっており、食べてみたいと思っていたのです。早速、トコブシ定食を注文。いつものようにたっぷりと待たされましたが、出てきた料理は、写真のとおりトコブシが12個も付いていました。味は薄味で甘みがやや強いのですが、12個のトコブシはあっけなくお腹に収まりました。



 少し時間があったので帰り際に仁科峠近くに車を停めて、ホイップアンテナでCQ。



 29MHz FMで5局
 430MHz C4FMで3局とQSO出来ました。


 交信している間に、天気は急変して、再び雨。変な天気の1日でした。