2017年9月11日月曜日

SOTA JA/SO-053移動(2017年9月10日(日))

 静岡県内のSOTAの山として以前から狙っていたのが、JA/SO-053 山の名前なしのポイントです。調べていると、十国展望台と呼ばれている箇所の近くのようです。このポイントには樽峠というところから尾根道を通っていくことができるのですが、山梨県側から登る方法と静岡県側から登る方法があります。当初は山梨県側から登ることを考えていたのですが、ヤマレコ等で見ていると楽しそうに静岡県側から登っている記録があり、地図で見てもどちらからでもさして違いはないと思えてしまい、結局静岡県側から登ることにしました。
 駐車できるポイントまでは順調に到着。車を停めて登り始めたのですが、歩き始めてしばらくして、位置を確認すると明らかにコースから外れています。少し戻り、適当に道らしきところ歩いていると、すぐ先に明らかな登山道を発見。正規の道に入ることができました。
 沢に沿って登るこの道は楽しいのですが、途中、何度か沢を渡る箇所があったようでそれがわからず、作業道に入ってしまったようで、思いもかけないところで沢を渡ることになってしまったりしました。また、丸太で架けられた橋がるのですが、朝方に雨が降ったため、濡れており、めちゃくちゃ滑って、怖い状態です。何とか渡り切りましたが、帰りは下りの勾配が付いているこの橋を渡るのが恐怖です。

 何となく暗くてじめじめしたところをとおり、樽峠に到着しました。この途中で少し林の中で休んでいると、ヤマビルが一匹目の前に現れました。ここにもいるんだ!と認識しました。
 峠で休んでいると、人の気配が…山梨県側から単独でやってきた青年と会いました。少し情報交換。ここの看板からしても私が登ったコースは60分。山梨県側からは30分と書かれています。どうも山梨県側からの方が容易に登れたようです。
 ここからは尾根道だから楽だと思ったら、大間違い。鬼のような長い階段が続き、その先はやたらと滑る道でした。結局1時間半程度を見込んでいた山登りは、2時間を超えてしまいました。
 とりあえず十国展望台まで行って、GPSで緯度経度を測定。やはり静岡県側にポイントがあるようです。GPSを頼りに分岐点を中河内峠方面に進行。「平活の段」と呼ばれる箇所付近がSOTAの登録されている座標とほぼ一致しました。


 そこでお店を広げることに。とりあえず50MHzのSSBをスタート。バンド内をサーチすると、いくつかのQSOは聞こえるものの信号はみな弱い状況です。アンテナの切り替えが間違っているのかと確認しましたが、異常はありません。
 
 

 とにかくCQを出してみると、いきなり強い信号に呼ばれました。千葉からです。その後も適度に呼ばれ、9QSO達成です。いつもと違うのは、山梨や長野の局から呼ばれたことです。また、霞ケ浦に移動していた7L4SAM局も呼んできてくれました。
 430MHzも聞いてみましたが、あまり聞こえません。ちょうどお昼近くなってしまったため、お湯を沸かしてカップラーメンを食べて、撤収。パッキングを慎重にして、いざ出発しようと最後にシートをたたもうとしたら、水がシートに溜まっています。?????なんとザックに入れた水筒の口が開いてしまい、ザックがびしょびしょに。幸い無線機はタッパに入れていたので問題はないのですが、ザックを背負うと、さらに水が出てきてズボンから下着まで濡れてしまいました。
 これにもめげず、ひたすら下山したのですが、重たい荷物を持っての下山は膝に響きます。とにかく安全第一で下山。登りで間違えたルートもカラーテープなどをしっかり確認して、正規のルートで下山しました。登りで心配した丸太の橋は、絶対に滑ってけがをしないように、しゃがんでゆっくり通過。へっぴり腰で他人が見ていたら恥ずかしい姿ですが、ここでけがをするよりマシです。
 

 その後も正規ルートをとおり、登山口に戻りました。
 さて、家に帰り風呂に入ると右足から血が噴き出しています。ヤマビルにやられた!と気づきましたが、靴下の範囲です。なんとなく納得できないでいたのですが、靴下を選択して干そうとしたら、靴下から3匹のヤマビルの溺死体が出てきました。恐るべし、ヤマビル!

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