2018年8月20日月曜日

お盆の終わりの万三郎岳(2018年 8月19日(日))

 お盆で連休の人もおそらく最後の休日、遠くに出かけると渋滞にはまるだろと思い、渋滞の少ない近場の山に出かけることを考えていました。候補は、天城山系の万三郎岳と愛鷹山系の位牌岳です。どちらも片道2時間以上歩く山ですので、気合いが入らないと出かけられません。当日の泡まで迷っていましたが、結局、万三郎岳(SOTA JA/SO-030)に出かけることとしました。ここなら伊豆スカイラインを使かえば少なくとも行きは渋滞なしで行けそうです。
 5時半位に出発の予定が、結局6半を過ぎての出発となってしまいました。国道に出てみると、やはり朝早くても車の量が上下線で多い状況でしたが、伊豆スカイラインは空いていました。8時過ぎの登山口であるゴルフ場横の駐車場に到着。もう駐車スペースが無いかと思いましたが、なんとガラガラ。出発準備をしている方も何人かいましたが、これまでに見たことのない空き具合です。
 このところ、1000m以上の山に登っても暑くてたまらない日が続いていたため、薄手の長袖シャツ1枚での登り始めようとしましたが、この駐車場でもこの服装では寒いと感じる状況でした。急いで装備にTシャツを一枚ザックに入れました。
 直ぐに登り始めましたが、ほとんど人と出会いません。以前来たときには、かならず近くに人の影がありました。今回は、全くいません。人の声が聞こえた!と思うと近くのゴルフ場でプレーをしている人の声でした。
 1組のパイペースな集団に一度抜かれただけで万二郎岳に到着。誰もいない万二郎岳は初めてです。

 ここでしばらく休んでいると、何組かの登山者とは出会いました。D-STARでおなじみさんにご挨拶をして、万三郎に向かいます。過去に2度訪れていますが、尾根伝いに歩くと言っても結構急坂で戯れているところもあります。それでも通常のコースタイムである70分くらいで万三郎に到着。1組の方がお弁当を食べていましたが、それ以外に人はいません。過去2回とも万三郎の山頂は人であふれ、登山道の両側の斜面いっぱいにシートを広げられていましたが、今日は誰も人がいないのです。これなら結構気持ちよく運用できそうです。人だらけで大きなアンテナを挙げられないと思い、ホイップアンテナしか持ってこなかったことを後悔しました。


 
 


 予定通り、430MHzのC4FMでCQ。4局にお相手いただきましたが、その後が続きません。丁度12時になってしまったこともあり、諦めて144にQSY。FMでチャンネルチェックをしてC4FMで使うことを宣言して運用を開始したのですが、「ここは俺たちのチャンネルだ!」と言う人が出てきてFMでかぶせて妨害を始めました。こういう排他的な人に出会う度に悲しくなってしまいます。仲間とおしゃべりだけをしたいなら、携帯電話で良いと思いますが。。。戦ってもしょうが無いので2QSOできたところでQRT。今度は1200MHz-FMに行きましたが、1QSOのみでした。時刻が良くないのでしょう。アンテナも無線機付属のホイップでしたし。
 そこで430MHzのFMに変更してCQ。今度はとごれる事無く、応答いただき、30QSO。既に14時を過ぎていましたので、丁度途切れたところで終了し、最後に未練がましく1200でCQ。さらに1QSOできました。
 14:30過ぎに下山開始。これまでは、そのまま北に進行し、一気に下るコースを歩いていたのですが、下った後に谷間を延々とトラバースするのが嫌に感じたのと、尾根道を戻った方が時間的には早そうだと言うこと、尾根を歩いている間はD-STARのレピーターを安定して聞いていることができることなどから、今回は来た道を戻ることとしました。
 最終的には17:00頃に駐車場に戻れましたが、尾根道では何度か急坂があるため、結構腰に負担がかかり、登った時よりも汗をかいてしまいました。
 山頂で運用中にはジャンバーを着ていましたが、気候的には乾いており、秋のはじまりを予感するような素晴らしい天候でした。
 帰りも渋滞は無かったのですが、スカイラインを遅い車が何台か走っており、思ったよりも時間がかかっての帰宅となりました。

 144MHz C4FM 2QSO
 430MHz C4FM 4QSO
 430MHz FM 30 QSO
 1200MHz FM 2 QSO

 144&430 FT-2D(5W) + RH770 木の枝にクリップ止め
 1200 DJ-G7(1W) 付属ホイップ 手持ち 
 

2018年8月15日水曜日

C4FMのみ運用(2018年 8月14日(火))

 熱いので(もはや暑いではない)クーラーの効いたところでゆっくりしようと思っていましたが、C4FMのコンテストも始まったことですのでロケーションの良い場所からQRVしてみようかと、夕方近くになり唐突に湯河原町の星が山公園に出かけ、車の中から430MHzC4FMを運用しました。
 SOTAの運用の影響で車の中からQRVするのは久々でなんとなく抵抗がありましたが、やはりクーラーが使えるのは快適です。環境的には良くないですが。。。。
 久々に7エレループを設置し、はじめにFMで聞こえてきた移動局を呼んでちゃんと電波が出ていることを確認。その後、C4FMでCQ。1時間程度で11QSOできました。



伊吹山(2018年 8月12日(日))

 殺人的な暑さとお仕事が予想外に忙しかったため、8月に入ってからSOTAをおこなっていませんでした。お盆休みをどうするかもはっきりしていなかったのですが、急遽妻の実家に2泊3日で出かけることとなりました。3日目には親戚の皆さんとお坊さんがやってきてお経をよむ予定があるのですが、それ以外は大きな予定はありません。それでは近くの山に出かけ山羊ってしまおうと企みました。
 妻の実家のある大垣から比較的近くて、簡単に運用できそうな山として池田山(SOTA JA/GF-136)を考えていたのですが、意外と伊吹山(SOTA JA/SI-001)に行くのも時間的には大きく差が無いのでは無いかということに気付きました。
 昼食には戻ってこなくてはならないので、朝早くに妻に車で送ってもらい、お昼前に再び迎えに来てもらう約束を取り付けたのですが、伊吹山ドライブウエイは3090円といういいお値段です。これを2回払うことも妻に2回も迎えに来させることも少し気が引けるので、いろいろと調べていると山頂下のバス停から定期バスがあることがわかりました。現地を10:30発の始発バス、これに乗って関ヶ原まで行けばJRで丁度お昼に大垣に戻れます。料金も半額以下。
 6時に妻の実家を出て、途中コンビニで水や朝食を購入。7時少し過ぎに山頂下の駐車場に到着。下界は晴れていたのになぜか伊吹山の山頂付近だけは霧に覆われており、時折雨も降るような状況でした。頂上までのいくつかコースがありますが、最も時間の短いコースを選び、コースタイム通りの20分程度で山頂に到着しました。歩き始めて直ぐに車の中に先ほどコンビニ購入したものを忘れてしまったことに気づき、妻に電話をしましたが、電波が通じず諦め、売店で水だけを購入。それでもガスっているため、ほとんど水も消費せず、持っていた水筒だけで間に合いました。
 頂上手前の売店がある箇所付近では多くの人が休んでいましたが、頂上の三角点付近はほとんど人がいません。しかも、視界は30m程度です。

 他の人の邪魔になるような場所を避け、運用準備を始めました。


 とりあえず430MHzの5エレ八木をスタンドに取り付け、FT-2DでFMを運用開始。CQを出すと最初に応答頂いたのは、山岳移動では知らない人はいない大梅さんでした。その後、次々に呼ばれ、切れ目無くQSOが続きました。バシバシとパイルを裁くのではなく、ゆったりしいたQSOを続けました。ようやく途切れたところでC4FMに切り替え、CQ。こちらは流石に応答率が落ちますが、それでも短い時間に5QSO。ここで既に10:00を過ぎてしまいました。急いで店じまいをして10:25にバスに乗車。予定通りの下山です。下界に戻ると灼熱地獄でした。

 ところで今回運用中に私の身の回りに太さ1cm以上長さ10cm程度の芋虫?がたくさんやってきました。別にかみついたりするのではないのですが、以前この手のものに触れてかぶれたことがあったので、持っていたメモ帳などで追っ払っていたのですが、次々と現れ、気がつくとザックの中に入りそうになっていました。撤収時にザックを動かすと、4匹ぐらいがザックに取り付き這い回っており、同軸にもへばりついていました。交信中にもこれらのことが気になり、何度もコールサインをミスコピーしてしまいました。この時期だけのものなのでしょうけれどとても気疲れしてしまいました。
 もしかしたらザックの中に潜んでいるのでは無いかと不安に感じていましたが、妻の実家に戻りザックの中身を全部出して確認しましたが、連れてきてしまったお客様はいませんでした。



 6mにも出られるようにΔループとNTS-620を持って行ったのですが、結局使わずじまい。また今度ゆっくり出かけることにします。

 430MHzFM:25QSO
      C4FM:5QSO
でした。