2017年7月30日日曜日

達磨山 SOTA JA/SO-051 (2017年7月30日(日))

 天気予報を見ていると今日は、あきらめかな?と思っていましたが、今年まだ行っていない達磨山の付近は雨はなさそうです。というわけで達磨山に出かけました。今日は日曜なので430MHzのFMだけでも大丈夫でしょう。昨日と同じ装備で出かけました。達磨山付近ではやたらとアンテナを付けた車が多く見られます。登り口の駐車場にも八木アンテナを構えた方がいました。聞いてみるとDCR。今日はフリラの一斉オンエアーディのようです。



 さて、えっちらおっちら歩いて頂上に到着。曇っていても、しっかり汗をかきます。1組のカップルが料理をしていました。少し離れてアンテナを設置。CQを出そうとするとぽつりと水滴が…自分の阿世のようでした。ところがまた、ぽつり。どうも雨の用です。しばらくそのままQSOをうずけていましたが、結構水滴が当たります。ザックからツエルトを取り出そうとしましたが、なかなか出てきません。気づくと狭い頂上付近に10人くらいの人が集まっていました。また、ここには木など無くステーを張ることができません。とりあえずカッパを取り出し、PCやバッテリーにかけて雨を避けました。ちょうど4局目のQSOのころには、しっかりとした降りになってしまいました。
 ツエルトにPCごとくるまって運用を続ける方法もありましたが、今回はこれでCL。撤収してザックカバーをかけて自分自身もカッパを着て、下山しました。


 嫌な雨ですが、カッパを着て山道を歩くのは嫌いじゃありません。こんなところはボーイスカウトで仕込まれたのかもしれません。
 駐車場に降りると、いきなり名前を呼ばれてびっくり。昨日、本日もQSOしていただいたKさんが訪ねてきてくれたのです。少し、無線談義を楽しみながら、分かれて13時には帰宅していました。

箱根 明神ヶ岳 SOTA JA/KN-009(2017年7月30日(土))

 この休みは静岡の七ツ峰に出かけようかと企んでいましたが、天気予報では明らかに雨。そこであきらめて今年箱根外輪山のSOTAの山で残っている明神ヶ岳に出かけることとしました。車で向かっていると、箱根の山は霧で覆われています。
 これは無理かな?と思いつつと登山口近くに車を停めました。歩き始めると頂上方向は確かに霧で覆われていますが、経験的にこれなら大丈夫と判断。昨年このルートを歩いてもいるので、安心して歩き続けました。曇っているのにとても息が苦しくなり、直ぐに汗が吹き出しました。尾根道まであと少しですが、なかなかたどり着けまっせん。
 やっと尾根道に出ましたが霧で覆われています(自分のいる場所周辺の見通しは十分でした。)。尾根道に出れば楽な道だと記憶していましたが、意外ときつく感じました。ヤマユリの咲く道を通り、頂上に到着したのは9時過ぎ。ここまで全く他の登山者と会いませんでした。


 今回は、荷物を軽くしようと430MHzのFMのみを用意。でも、三脚と5エレ八木、電池、タブレットPC、それに大量の水を持ったら、あまり軽くはありませんでした。
 頂上事態に霧はかかっていませんが、周辺に霧があるため、眺望は全くなし。それでも日が当たらない分、涼しくて快適でした。汗でぬれたシャツが乾き、むしろ寒いくらいでした。
 早速準備をしてQRVしようかと思いましたが、違法局でいっぱいでなかなか空きチャンネルが見つかりません。いつから433MHz台にこんなに堂々と違法局が出るようになったのでしょうか?以前はバンドの端の方にいたのに。。。432MHz台にかろうじて空きチャンネルを見付け、CQ。順調に呼ばれて、28局とQSOできました。その後、チャンネルを変えてC4FMで3局とQSO。おなか一杯になって、下山しました。



 今回、山頂で食べようとカップラーメンを持っていましたが、ガスコンロややかん一式を車に忘れてきてしまいました。おなかをすかせたままで、下山。
 下りは順調に下っていたのですが、濡れた石に滑ってしまい、一瞬で転倒。転び方が良かったので、あまりダメージもなく、無事下山、帰宅しました。
 

2017年7月26日水曜日

遠笠山(JA/SO-038)でロールコールのお手伝い(2017年7月23日(日))

 毎月第4日曜日に行われるC4FMロールコールのお手伝いで、今回は遠笠山に出かけました。
 駐車場から30分くらい歩いて、439.34MHzのレピーターが設置されている山頂に到着。今回私は144MHzを担当しました。このバンドは430MHz以上に「このチャンネルは俺たちのチャンネルだ」という人が多いくて、その対応に困りました。また、FMで無変調をかけてくる人も多く、Sは十分振っているのになかなか復調できないという状況もありました。趣味の無線なんですからもう少し穏やかにできないものでしょうか?
 さて、遠笠山はSOTAの山でもあります。ロールコールの合間に1200MHzで運用し、6局とQSO、430MHzの1局も加えて7QSOできました。

 

 

2017年7月17日月曜日

SOTA JA/SO-043 竜爪山(2017年 7月16日(日))

 静岡県内の1000m程度の山として、次に見つけたのが竜爪山です。
 ここも山頂に近いところまで車で行って、40分程度歩けば、山頂に行けそうな山で、私には丁度よさそうです。
 8時半くらいに現地に着きましたが、なにやら林道の途中に駐車車両がいっぱいあります。その付近にザックをもって歩いている人もたくさんいます。そのうち、神社の鳥居のようなものも見えてきました。誰かのウエッブサイトで車は神社に停められると書いてありましたので、私は山頂に近い神社に車を停めるつもりでしたが、実は山頂の神社には停められず、ここに停めなくてはいけないのかと私はあせりました。ちょうど目の前の駐車スペースが空いています。「ならばここに停めよう!チャンス!」と車を停めて、準備をしました。よく見ると有料駐車場と書かれています。道端に100円を入れる箱がありました。入れなくてもわからないのでしょうけど、罰が当たりそうなのでちゃんと100円を入れました。
 さて、ここにいる登山者は、みな鳥居をくぐって登山道を歩き始めていますが、私は予定になかった登山道を歩くより、このまま林道を歩いて上にある神社に向かおうと考え、林道を歩き始めました。しばらく行くと案内板があり、新登山道の入り口がそこにあることがわかりました。改めて案内図を見てみると林道を行くとかなり遠回りになります。照り返しもある林道を歩くより、この新登山道を歩いた方がいいのではないかという気になりました。事前に用意していた地図は、この部分が含まれていないので心配な気持ちもありましたが、とりあえずこの新登山道で登ることとします。


 この道は多くが杉の植林地帯を緩やかに登っていくルートであり、歩きやすくこちいい道でした。でも誰ともすれ違いません。そのうえ、私はなんだか、おなかの調子が悪くなってきました。杉の植林ばかりで見通しがよく、用を足せる場所が見つかりません。そのまま、歩き続け、多少調子は良くなったものの、再びおなかの調子がよくありません。このまま帰ろうかとも思いました。いざとなればツエルトを張って用を足すかとも考えているうちに旧登山道を合流。ほどなくして神社に出ました。なんとここには公衆トイレがあります。水洗で洋式でトイレットペーパーも備えてあります。おかげで、私は生き返りました。


 ここからの登りは等高線を見てもかなりの急登です。階段が設置されていることもわかっていました。しかし、実際に登るとすごくしんどい階段です。金時山の裏側にある階段もしんどいですが、ここも負けないくらいきついです。一人で登っているのに「きつ~い」と声に出してしまいます。途中でかなりお年を召した方が一人で登っていましたが、その方を追い越したのはいいものの、私自身何度も休憩をしなかがら登りました。


 やっと尾根に出たところにベンチがあったので、腰かけて休んでいました。風が通り抜け、体験気持ちがいいところです。5分もしないうちに先ほどのお年寄りが上がってきまました。ベンチの隣に腰かけてしばらく雑談。なんと彼は78歳ということです。この山を毎月2回くらい登っているとのことですが、5月以降2か月ちょっとお休みしていたとのことで久しぶりに来たらしんどかったとのことでした。それにしても私も78歳になったときに彼のように一人でこの山に登れるでしょうか?彼は私よりも先にベンチから出発していきました。私も十分体を休めてから再スタート。すると尾根道を歩き始めてすぐに山頂に到着。



 竜爪山は、薬師岳と文珠岳という2つのピークからなる山です。SOTAではやや高度が高い薬師岳の方が登録されています。そこでここで運用することになります。しかしこの山頂は周囲を杉に囲まれており、ほとんど眺望がありません。多くの登山者は、ここを素通りして、文珠岳に向かい、折り返してきます。
 したがって、設置されているベンチもほとんど利用する人がありません。それをいいことに、ベンチの端を陣取り三脚に5エレを載せて430MHzを運用。そこそこ呼ばれますが、何局も重なることはありませんでした。それでか一人一人のQSOが長めになり、ゆっくりとしたQSOになりました。何人かの方に「そこはたいへんロケーションがよく、遠方とのQSOが期待できる」といわれましたが、QSOできるのは近場の局ばかりです。弱い局が呼んできてくれて、その局を追いかけてアンテナを動かし、西側の最適な方向が分かりました。この方向でもう少し頑張ってCQを出していれば、遠方ともQSOできたかもしれません。予定していた時間も大幅に過ぎてしまったため、10QSOできたところでCL。
 店じまいをして、同じ道を下りました。



 下りであっても神社までの階段はしんどいものでした。

 この山のことをこれまでよく知りませんでしたが、地元で何度も登山している人も多いようですし、ほとんどの道が日陰ですから夏場の登山には適していると思います。それでも私は先週同様タオルも着ているものもびっしょりになるほど汗をかいてしまいました。車で新しいシャツに着替えて、無事に帰宅しました。
 
 

浜石岳SOTA JA/SO-068(2017年 7年15日(土))

 SOTAの伊豆半島の山々を制覇しようとしていましたが、残るはみんな低山。さすがに暑くて、こんなときは、もう少し高い山に登るべきだと先週身に染みてわかりました。そこで今回は伊豆半島うを脱出して、静岡県内のもう少し高い山を目指すこととしました。
 かといって10ポイントが与えられているような高い山は技術的に無理なので、4~8くらいの山を探していました。静岡県はSOTAに登録されている山がたくさんありますが、富士市の付近はあまり登録がありません。何せ富士山がありますからね。
 そんなんで富士川より西に足を踏み入れることにしました。比較的登り易そうな山を
探していましたら、浜石岳というのが見つかりました。登山道もありそうですし、山頂近くまで林道もあるようです。それに景色も良く、これなら富士山反射で1エリアが狙えるかもしれません。
 6時過ぎに家を出て、浜石岳を目指しました。林道を走っていると登山者用駐車場というのがありましたが、車は全く止まっていません。どこまで車で行けるのかと、どんどん登っていくと山頂のほとんどました付近まで登ることができました。山頂付近には電波塔があるため、そのメンテナンスのため、道があるようです。広い場所に他の車両の迷惑にならないように車を停めて、準備をして登り始めました。すると5分くらいで山頂についてしまいました。一応、SOTAのルール上はOKですが、何となく味気ない感じです。






霧の頂上

 山頂付近は、霧が立ち込めており、私が到着してから、さらに霧が濃くなってきてしまいました。晴れていれば富士山もスカッと見えるようですので、今回は、まず6mSSBを運用しました。それほど、たくさん呼ばれるわけでもないですが、直ぐに4QSOを達成し、のんびりとQSOをしていました。1エリアからもチラホラと呼ばれ、そろそろ店じまいしようかと思っていると、突然8から声がかかりました。これが50MHz面白いところです。
今回のシャック
 
デルタループを設置
 
その後は430MHzのFMに変更。今回は5エレの八木です。ここでものんびりQSOをして、しまいました。霧がさらに濃くなったり、少し晴れたりしましたが、結局、景色はほとんど見えずの山頂でした。11時頃には撤退したのですが、帰りには連休のためか渋滞にはまってしまい、自宅に戻れたのは14時過ぎとなってしまいました。霧のため、暑くはなく、汗もあまりかきませんでしたが、少し物足りない感じです。次回は、登山者用駐車場に車を停めて、歩くくことにしよう!
 
 
 
 

2017年7月10日月曜日

沼津アルプス 鷲頭山 SOTA JA/SO-115(2017年 7月 9日(日))

 金曜日の夜が夜勤となってしまい、土曜日に動けなくなった分、天気のよい日曜日はどこかに行かなくてはとの気持ちが盛り上がりました。
 伊豆半島の北側でまだ行っていないSOTAの山は3山あります。このうち、鷲頭山は、おそらく430MHzのお手軽運用でも相手が見つかるでしょう。一方、箱根明神ヶ岳も今年はまだ行っていません。たまにはたくさんQSOしたい気もします。そんなことを考えているときに、ふと娘に声をかけてみました。
 「運動不足解消に一緒に山に行かない?」
そして「もう暑いからカップラーメンじゃなくて、氷を持って行って、頂上で冷え冷えのそうめんなんてどう?」
 そうめんが大好きな娘は直ぐに乗ってきました。どっちの山がいい?
 たいして迷わず、鷲頭山に決定。「沼津アルプスは、意外と大変みたいよ。」と言ったにもかかわらずにです。

 当日、あまり早起きが得意ではない、娘のことを考えて7時に出発としましたが、実際に出かけたのは7時半でした。
 登山口近くまで順調に到着。車をおける場所を探してウロウロしていると、突然大きなショックが。なんと前輪がパンクです。何かに引っかけてタイヤが破断してしまったようです。運良くほとんど車の通らないところ。早速、スペアタイヤを出してジャッキアップ。パンクしたタイヤを外しました。ところが、スペアタイヤがはまりません。どうやら、ジャッキポイントが違うようです。この車でたい屋交換なんて一度もしたことがないことを思い出しましました。外してしまったタイヤも戻すことができず、ジャッキも外すことができなくなり、諦めてJAFを呼びました。
 40分くらい待って、無事交換完了。ついでのこの車のジャッキポイントを確認させてもらいました。スペアタイヤも工具もあったのに情けない話です。
 さて、これでまた1時間もロスしてしまいました。
 気を取り直して登山開始。比較的木漏れ日の中を歩くコースで、直射日光が当たることは少ないのですが、ものすごく暑くて、汗だくになってしまいました。娘も汗だくで、こまめに休憩を取りながら登りました。噂のとおり、結構勾配がきつく、尾根道に出てからも大きな岩を乗り越えなくてはいけない箇所が何度もありました。首にかけていたタオルが完全に汗でびちょびちょで絞れるくらいです。水も頻繁に補給し、最近では水らしく持っていた水の残量が少々心配になりました。でも、そうめんを冷やすための氷があるのでこれをうまく使えば何とかなるだろうと企んでいました。

 
 ロープの張られた箇所も数カ所あり、滑落したら大変そうな崖もあり、なかなかワイルドな道です。
 結局、ちょうど12時ころに山頂に到着。疲れ果ててしまいました。山頂には1組の方が昼食をとっていましたが、それ以外は、私たちが滞在していた2時間半くらいの間、誰も来ませんでした。

 早速そうめんを冷やし、昼食に。冷たくてとてもおいしい!でも疲れすぎてしまい、持ってきたそうめんを食べきれませんでした。(いつもより多かったこともあります。)


 食後は、5エレ八木をカメラスタンドにつけて、430MHzFMを運用開始。ダイヤルを回しても全く何も聞こえません。こんなんで大丈夫かと心配になりましたが、最初のCQで直ぐに応答がありました。その後、玄岳に移動中のNDTさんとS2Sもでき、7局とQSOできました。最後にC4FMでもQSOでき、CL。



 登ってきた道を下りました。下りでも体はヒートし、水ばかり飲んでしまいました。
 車に戻ったときには、へろへろでアイスボックスのファンタオレンジを一気飲みでした。
 
 もう7月、8月は山行きはお休みにしようと誓ったのですが、のど元過ぎればなんとや…高い山に行けばいいんだと、次の山の事を考えています。