2019年5月31日金曜日

SO-158とSO-119(2019年 5月25日(土))

 前回下見をしておいたJA/SO-158(名無しの山)に出かけました。
 前回の下見で取り付け箇所を確認していたので、何のためらいも迷いもなく、入山。
 ところが5分位歩いたところで、「ウ~」という低く短いうなり声と枯れ葉を踏むガサガサという音。推定でその距離20m程度。嫌なのは、その音からすると完全に遠くに逃げたのではなく、何かがまだ近くにいるようなのだ。とっさにザックに付けていたかうベルを力一杯振って鳴らしました。
 実はここに来るまでの5分くらいの間にいくつかの踏み跡があり、鹿のような足跡もあったが、もっと大きくて丸っぽい足跡をいくつか確認していたのです。
 そのこともあり、とってもビビってしまったのでした。しばらくして、再びガサガサという音が聞こえたが、その後は何も聞こえません。こちらも「オー」と大きい声で叫んでみたり、持っていたラジオをかけたりして、しばらく様子を見ていましたが、特にその後は何も聞こえてこなかったので、前進。程なくしてメインの尾根に出ました。尾根にはもしかしたら道があるかと思っていましたが、特に道らしき物はなく、前回と同様、木に紙でマーク。尾根道をさらに歩き続けました。なぜだか、小さな池のような水たまりがある場所を通ったが、この水が澄んでいなくて泥水になっていたことから、何らかの動物がこの水を飲んだか、浴びたのだと思いました。



 その直ぐ近くでなだらかではあるが周囲に比べピークとわかる場所がありました。この尾根は、下田市と南伊豆町の境界線でもあるため、測量杭が結構短いスパンで設置されています。今回は下田側にお店を広げることとしました。



 早めに4局確保してしまいたいという焦りから、先週と同様に144、430でQRVしてみたが、全く応答無し。そもそもQSOが聞こえてこない。わずかに聞こえるのはダントラの違法局。

 そこで、21MHzのダイポールを設置。これもあまり呼ばれず、CQマシンでCQを出しっぱなしです。時々144MHzのSSBに切り替えながら、何とか5QSO達成。実は7MHzもやってみましたが、オケラでした。

 そこで7MHzを聞きながらおにぎりを食べて、下山。帰りは来た道を戻るだけですが、時々GPSで確認すると、誤って違う尾根筋を下りかけていたりして、やはり下りを舐めてはいけないと再認識しました。


 さて、早めに切り上げたので、SO-119に向かうことにしました。
 東側から登れば山頂に到達できることは、以前実践して確認しましたが、民地ですので許可が必要。今日は25mルールを使えば、頂上下の電波塔からでも良いことがわかっていたので、電波塔のメンテナンス道路を使って電波塔前まで行き、運用する事としました。この道も以前下見していたので、不安無く、電波塔前まで到着。それでも欲ををかいて、電波塔脇から藪漕ぎをして頂上に行ってみようと試しました。前回もやってみて、諦めたのに再び挑戦。でも木々の密度が高くて、今回も断念。電波塔前でGPSで位置と高度を確認して、お店を広げました。

 

 懲りずに、144MHzのFMやSSBで運用を開始すると、午前中移動運用していた局と再び繋がり、とりあえず1局確保。またしても21MHzのアンテナを設置してCQを出しましたが、応答無し。そのくせ、虫たちにはモテてしまいました。ヤブ蚊は、私の回りを乱舞し、毛虫はやってくるし、尺取り虫は、私のタッチパネルのPCの画面を移動していき、画面を乱します。そんな虫たちと折り合いをつけながらCQを出していたのですが、全然だめ。再び7MHzのアンテナを張り、何とか2Q確保。7MHzのコンディションも良くないので、もう一度144のSSBを聞いてみると、神津島の移動局が59+で入感。これに応答して、何とか4Qを達成しました。
 撤収して、来た道を下っていると、20m位先で何か複数の動物が横切りました。鹿?そこからしばらくして再び複数の動物が横切りました。今度はイノシシだとわかりました。登ってくるときにも築いたのですが、木の枝から多数の毛虫がつり下がっており、その数が増えたように思います。数年前に茶毒蛾に触れてしまい、酷い目に遭ったことを思い出し、これらを避けながら、ゆっくり下りました。

 さあ、伊豆のSOTA山はあと1つ。最も道がなく、情報も少ない山が最後に残りました。
 

名無しの山で不要な藪漕ぎ(2019年 5月19日(日))

 いよいよ、伊豆半島のSOTA山の残り4山を目指すことにした。最初に最も山頂近くまで山道がありそうな、SOTA JA/SO-152に出かけた。
 352mの名前のない山には山頂近くの東西方向に国土地理院の地形図では破線が書かれている。東側の方はが通常の道路からの距離も近く、途中までは実線で書かれている。そこで、東側から可能なところまで、車で入り、駐車可能なところに車を停め、この破線上を歩いて頂上近くをめざし、最後は道なき道を進んで頂上を目指すことを考えた。
 現地に着き、実線で示された道を走っていると、道が狭くなり、暗い感じの道になってきた。なんだか不安になり、先日この近くで調子に乗って車を乗り入れスタックしてしまい、JAFのお世話になったことを思い出した。そこで道路脇に駐車できるスペースがあるところを見つけ、早々と歩くことにした。歩き始めると確かに一時的に暗い道ではあったが、コンクリート舗装の道が続いており、我が愛車でも通ることが出来たかも知れない。しかし、落ち葉が堆積しており、勾配のきついところもあるので、実際にはスタックしてしまうことも考えられるので、判断は間違っていなかったと思い込んでいる。


 さて、結論を先に言うと、頂上近くまでこのような道は続いており、4WDの車であれば頂上直下まで行くことは可能であった。ただし、頂上の少し手前に鍵のかかったゲートがあり、実際にはそこまでしか行くことは出来ない。ただし、十分な駐車スペースはある。




 つまり、地図上で破線で示された道も車が通れる程の道であった。ところがこの道、ほとんど地図の破線とあっているが、一部、この破線と大きくルートが異なっている。
 私は、それに気付いてしまい、この道は別の方向に行くのだと思い込んで、地図上に示された破線のルートをたどって歩いてしまった。その場所は、距離にしては1kmにも見たらない距離であるが、狭い谷間を通るルートで、その取り付け箇所付近にはっきりと踏み跡らしきものがあったため、私は躊躇することなく、この谷間に入ってしまった。次第に踏み跡はわからなくなり、倒木がたくさんある暗い谷間をGPSを便りに歩き続けた。


 急に雨も降ってきて、不安な気持ちでいっぱいになったところで、突然山道に出た。これは国土地理院にも破線で示されている別ルートの道だ。この道の直ぐ先には本来のルートとの合流点があるはずだ。喜んで歩いて行くと、また車の通れそうな広い道に出た。帰りにこの道をそのまま下ると私が苦労した谷を迂回して、私が谷に入り込んだ場所に出た。つまり、あのままこの林道を歩いていれば、苦労も不安もなかったのだ。

 地図を見ながら、この辺りから頂上へ向かって取り付こうかと思っていた場所に行くと、やはりなんとなく踏み跡がある。ここから頂上へ向かう尾根に出た。帰りも同じルートで戻るつもりであったので、念のため、木に折った紙を縛り、マークを付けた。



 尾根にはもう少し道らしき物があるかと思っていたが、特に道らしきものはなく、適当に上を目指して歩いた。木々は乱雑に生えているが、藪漕ぎとまでは言えないうような道を進み、ピークらしきところに到達した。

 しかし、いくら探しても三角点は見つからず、改めて、GPSで確認すると、どうも少し手前にいるようだ。地形図では手前にピークがあるようには書かれていないが、実際にはここから一旦少し下って、もう一つのピークがあるようだ。おそらく10m以内の段差のだろう。
 2つめのピーク付近には、確かに杭があり、頂上到着。眺望もないもないピークだ。このころ再び、弱い雨が降り出したので、後からツエルト設置するのも面倒なので、直ぐにツエルト張った。

 


 普通は、HFのアンテナの設置から始めるが、もしもVUだけで4局出来てしまえば、それでいいと思い、RH770を設置して、144のFMでCQ。1局出来たが、後が続かない、SSBに変更して1局。430にQSYして1局。あと1局がどうしても出来ない。SOTA WACHにもUPしてあるので、ここで7MHzのDPを張って、7MHzSSBにQRV。なかなか呼ばれないが、何とか2QSO出来た。冬場と違ってハイバンドのコンディションも良くなってきているので、21MHzにもQRV。でも1局しかできなかった。
 いつものように終わる頃にはすっかり雨は止み、陽が差していた。
 持ってきたおにぎりを食べて、CL下山した。
 下りの道も迷わず林道に出ることができ、無事に車に戻ることが出来た。

 渋滞を避けて早く帰ろうと思っていたが、次に行こうと考えている、SO-158の取り付き場所を確認しに行った。数カ所取り付けそうな場所を見たが、最も安全に行けそうな雰囲気の場所を見極め、帰宅した。

 今回は、6QSOでした。


 

2019年5月12日日曜日

越前岳から5W SSBでDX-S2S(2019年 5月11日(土))

 連休明けの最初の土日ですが、日曜日には雷マーク。そこで晴れの予報が出ている土曜日に出かけることにしました。行き先は、万三郞か、越前岳。どちらもそれなりに歩く必要があります。しかし今回は、以外と早くに越前岳(SOTA JA/SO-027  1504m)に決めました。ちょうど一年前のGWに家族で登った山です。そのときは、時間がとれずに急いで4QSOやって、直ぐに下山。今度はしっかりと時間をとってQRVしてみたかったのです。
 ところが、どのバンドを中心にQRVするか、最後まで迷いました。要するにできるだけ荷物を減らしたかったのですが、結局今回はマイブームの144MHzSSBとそろそろ期待できそうな21MHzSSBを中心に運用することを出発直前に決め、SOTA WACH2にアップしました。
 7時くらいに現地に着くことをイメージしていましたが、家を出たのは6時半を過ぎてしまいました。8時までに着かないと駐車場がないのではないかと不安でしたが、十里木高原の駐車場に着いたのは7時58分。2台分だけ空いていました。私が駐車した直ぐ後にもう一台分も埋まりました。ギリギリセーフです。
 準備を整えて登山開始!流石に人気の山。たくさんの人が登っています。最初は調子よく、他の登山者を追い抜き、前を歩くペースの遅い団体さんにややイライラしながら登っていました。ところが、富士山のきれいな休憩地で休んでからは、なぜか体が重く、なかなかぺースが上がらなくなってきました。別に極めて不調とか息切れが酷いわけではないのですが、なんとなくペースが上がらないのです。

 ウエストバックしか付けていない老人(おそらく地元の人で頻繁にこのルートを登っていそうな人)にぶっちぎられてもスローペースで10時20分にやっと山頂に到着しました。



 山頂は、既に大勢の人がいたため、今回は山頂から少し先の尾根道近くにお店を広げることしました。富士市の町並みはよく見えませんが見通しは良く、適当に木々があるのでワイヤーDPを張りやすい感じです。コンディションが悪くてもGWで1エリアに飛べば、十分QSOできると思い、できるだけ藤沢方向に指向性が出るように21MHzのDPを張りました。

 
 
21MHzを聞いてみるとなかなかコンディションは良さそうです。でも、非常に強い局は少ないようです。予定していた21.305に行くとかすかに声が聞こえます。そのほかの周波数も弱いながらも何か聞こえるようでどうも中途半端な状態です。結局21.308でCQを開始。今回はCQマシーンなしの生CQです。
 ツイッターでの情報によりUPL局が声をかけてきてくれました。ところがその後が続きません。周波数を変えたりしましたが、どうも声がかかりません。アンテナの向きが悪いのかと再度方向を確認しましたが、およそ間違ってはいないようです。それでも高さも含めアンテナを張り直そうかとおもいましたが、今日に限って、持ってきた同軸ケーブルが3mと短く、張り替えてもケーブルが足りないようです。もう1本3mのケーブルを持っていたので延長しようと思いましたが、コネクターが合いません。あれやこれやと変換コネクター等の組み合わせを考えているうちに144MHzの2エレHB9に付けてあると思い込んでいた変換コネクターもないことに気付きました。さらにHB9がたてられない時用にとスタンドに付ける台座とケーブルもコネクターが合っていないことがわかりました。つまり、3mのケーブルで21MHzのDPを張ってQRVする以外は、ホイップアンテナをFT-817に直付けして144や430にQRVするしかないのです。
 とりあえず、ホイップで144のSSBにQRVして早く4QSO達成して落ち着こうとFT-817を片手に持ってCQ。ところが全然応答がありません。バンド内を除いても、ほとんどSSBのQSOが聞こえず、違法ダントラのFMが強くかぶってくるだけです。それにもめげずCQを出していると、「おたくの変調、回りこみがありますよ!」と声がかかりました。押してくれたことにお礼をいいましたが、それで終わり。聞き取れる状態であったようなのでQSOしてくれればいいのにと残念に思いました。
 とりあえず、回り込みの状況を把握しようと思いましたが、他に持っていた無線機はID31岳でしたので、とりあえずそのまま430MHzFMに変更し、ID31でモニターしてみました。この様態では回り込みはないようです。
 それでは、そのまま430MHzFMでCQ。ここでもダントラがチャンネルを埋め尽くしており、空きチャンネルを探すに苦労しました。
 なんとか確保したチャンネルでも途中でダントラのQRMを浴びましたが、5QSOを達成。これで気持ちにゆとりが生まれました。その後、再び144MHzSSBでCQをだし1QSO。FMに変更し2QSO出来ました。しかし、FT-817を片手に持って変な姿勢で運用していたため、足がしびれてしまい、立ち上がると右足が攣ったような状態になってしまい焦りました。
 これでもうCLにしようかとおにぎりを食べながら21MHzを聞いていると、先ほどバンド全体がワサワサしていたのとは異なり、比較的静かになってしまっていました。しかし、VKが強く入感していました。
 

 それを聞いて、同軸の伸びる範囲でダイポールを北北東/南南西方向に張り直しました。再び低いところで再びCQ。千葉の局とQSO出来ました。しかし、給電点部分が随分下がってしまっているので、給電点に上方の木からロープをかけて持ち上げ、今度は21.305にQSYし再度SOTA WATCHにUPしてCQ。程なく、VKから返答がありました。51/51のレポートですがあまりQSBはなく、しっかり聞き取れます。そしてこの局はなんとSOTAのアクティベーション中。つまりS2Sの達成です。5W SSBでDX S2S(summit to summit)ができるとは思っていませんでした。その後も立て続けにZL1、ZL2、VK5の計4局とQSO出来ました。
 忘れ物が多く、帰り道は荷物が重いだろうと想像していましたが、ご機嫌で下山。しかし、右足の調子がいまいちでゆっくり時間をかけて下山しました。
 私が下山を開始したときには、賑やかだった山頂の広場はもう誰もおらず、下山中も誰とも会いませんでした。

 この日は、やたらと天気が良く、気温も上がっていたようで、駐車場に戻ったときには持っていた水をほとんど飲み干してしまっていました。
 いよいよ、たくさんの水を持って登る季節が目の前にやってきたようです。
 




2019年5月5日日曜日

渋滞を避けて十国峠(2019年5月4日(土祝)

 前日日帰りで山梨の温泉に出かけたのですが、帰りに大渋滞にはまってしまい、すっかり出かける意欲を吸い取られてしまいました。それでもSOTAでなくても無線がしたいと思い、我が家から渋滞なしで行ける十国峠に出かけました。とはいっても昼食を食べてからの出発です。
 午後には雷の予報も出ていましたが、まだまだ天気は良い状態です。でも、現地に着いた時には空の半分が真黒で遠くに雷が聞こえていました。

 

 DJ-G7と三脚に9エレループをとりつけ1200MHzをゆっくり聞いて、応答する側にまろうと思っていたのですが、あまりたくさんの局が聞こえないのと、雷が近づいてきそうだったので、こちらからCQを出しました。
 7QSOできたところで、雷がいよいよ近づいてきているようだったのでCLとしました。
 ちょうど、静岡コンテストをやっていたので、4局とコンテストナンバーを交換しました。
 
 4局×4マルチ=1点ですが、ログを提出しました。

 

猫越岳+展望台(2019年 5月2日(木祝))

 西伊豆の比較的高い山で今年まだ行っていない猫越岳(JA/SO-047)に出かけました。
 これまでの猫越岳からの運用は50MHzを中心に行ってきていましたので、今回はHFを中心に運用する決意を固め、珍しく50MHzは用意せずにKX-2とDJ-G7で出かけました。正確には連絡用にID-31も持っていきました。
 
 特に問題なく山頂に到着。これまでの運用では狭い山頂の三角点付近で運用をしていましたが、今回は7MHzのアンテナも張るために山頂から少し下った木々の間にお店を広げました。



 初めに21MHzのダイポールを張り、SWRも1.0まで落とせたのですが、バンド内は何も聞こえません。何か設定を間違えたかと思うほど聞こえません。そこでアンテナを変えずに18MHzを聞いてみるとちらほら8エリアが聞こえてきます。
 もう一度21に戻りCQ。事前にお願いしていたJK1VGF局が呼んできてくれました。VGF局の信号は59ですがこちらの信号は最大で56とは言え、聞き難いようでした。その後、21でも18でもまったくQSOできず、7MHzでやっと3局できて4QSOできました。最後にホイップアンテナ直付けのDJ-G7でCQを出したところ、1QSOできましたが、コンディションにも期待できないのでCL。

 帰りがけに途中にある展望地に寄りました。位置情報を確認するとこの展望地の一部は西伊豆町のようです。そこで西伊豆町側に陣を取り、1200MHzでCQ。応答がないので直ぐに144MHzFMに変更。2エリアの6局とのQSOを楽しみ下山しました。

天気急変の浜石岳(2019年 5月 1日(水祝))

 「令和の時代の始まりだ!」と世の中が盛り上がっている中、私は浜石岳(JA/SO-068)に登りました。実は、登ったというのは、少し恥ずかしく、山頂直下まで車で行くことができますので、5分も歩いていません。
 私が山頂に着いた時には、とても天気が良く、見通しも利いて、実に美しい景色を拝むことができました。

 


 

 7、14,18,21MHzと運用し、コンデションはわるいものの各バンドでオケラにならずにQSOできました。お昼近くにはたくさんの方が登ってこられましたが、天候が急に悪化したため、気づけば私一人に戻っていました。幸い、雨が降る前に撤収が完了しましたので、濡れずに帰ってくることができました。
 144MHznのFMでも7QSOできました。

RCで駒ケ岳(2019年 4月28日(日))

 C4FMのロールコールのお手伝いで、今回は箱根の駒ケ岳に出かけました。ロープウエイで山頂付近まであがって運用するというものです。
 ロープウエイの始発が出る9:00よりも30分以上早くついていましたが、さすがに連休。大勢の観光客がいて、結局2番めの運転のロープウエイにしか乗車できませんでした。
 山頂近くには雪が積もっており、昨日積もったらしき新雪をザクザクと踏んで運用ポイントまで進みました。


 この時の気温は5度で雪の上での運用となりましたが、日差しが強く、寒いとは思いませんでした。私は144MHzでC4FMのロールコールを担当。ロールコール開始前と終了後の時間に長めのホイップアンテナを付けたDJ-G7で1200MHzでCQを出しました。15局にお相手いただけました。

再び伊吹山(2019年 4月21日(日))

 岐阜まで一人で車で来たのだから、もう一度伊吹山でSOTAのアクティベーションをすることを企んでいました。家族とのSWRも下がっていたので、朝いちばんに伊吹山へ。でも、ここの有料道路8時からしか開かないのです。既にたくさんの車が料金所前に並んでいました。
 どうやら、冬季には閉鎖されていた道路が前日から開通のようで通行料金が今日は半額という 嬉しいサプライズが付いていまいした。
 
 ところが、山頂付近まで来ると濃霧でほとんどなにも見えません。もし、初めてここに来たのであれば、とても不安になり、山頂へ着くのも時間がかかったことでしょう。でも昨年来ていましたので視界が15m程度しかなくても何の不安もなく山頂を目指すことができました。
 そんな天気ですから山頂近くのベンチには誰もいません。前回は山頂よりも少し先の地面に座って運用していたところ、巨大な芋虫が次々と現れ往生したことを思い出しましたが、この時期では大丈夫のようです。今回は、そこにあるベンチの1つ(半分)を借りて、144MHzのSSBを運用しました。
 

 大阪では144MHzSSBは結構運用者がいるとの話を聞いていましたので、大阪付近からたくさん読んでもらえると期待していたのですが、どうも2エリア(愛知県内)からしか呼ばれません。それでも切れ目なく呼ばれていました。あらためて、コンパスで方位を確認したところ、勘違いして大阪とは90度違う方向にアンテナを向けていました。
 方向を修正すると、とたんに3エリア、それも大阪市内から呼ばれるようになりました。
 結局144MHzSSBだけで47QSOできました。実は初めと終わりにD-starのシンプレックス(433.30MHz DVモード)でもCQをだしてみたのですが、応答はありませんでした。
 もっと続けていれば、QSOできたのでしょうけど、霧が少なくなり、観光客も増えてきたこととそろそろ本来の目的を達成しなくてはいけないので、応答してくれる局が途切れたところでCLとなりました。

SOTA JA/AC-017本宮山から(2019年 4月 20日(土))

 岐阜の親戚の家から荷物を持ち帰る必要があり、私一人で車で出かけることになりました。前日は夜勤で寝ていないことと、軽自動車での長距離移動であることから、ゆっくり休み休み行くことにしました。とはいえ、せっかくだから高速道路のインターからあまり離れずに簡単に運用できるSSOTA山がないかと調べ始めました。
 そるとJA/AC-017本宮山は、遠回りにならないし、山頂の近くまで車で行けそうです。「これはいい!」と高速をいったん降りて本宮山に向かいました。
 山頂にはたくさんの電波塔があり、その下まで一般道があって、駐車場まであります。
 車を停めたときには既に16時を過ぎていました。
 ここから小さなバックにDJ-G7と三脚とホイップアンテナ、ログ用のPCを持って電波塔の間にある急な道を登りました。



 山頂の表記と三角点を見付け、その近くで三脚にアンテナを付けてCQを出しました。



 時間が遅いので4QSOは難しいかとも思いましたが、430と1200のFMで1局づつ、144のFMで4局QSOできました。やはり、地方では144が強いと改めて感じた次第です。
 夕焼けを眺め、真っ暗になる前に撤収し、再び岐阜に向かって走り出しました。

平日の1200MHzゲリラ運用その3(2019年 4月 18日(木 ))

 最近のゲリラ運用の成功に気をよくして、今度はお昼時に芝浦中央公園から運用しました。この公園では以前、430で運用したことがありますが、1200MHzは初めてです。
 今回もQSOできました!その後430でもCQ出しましたが、今回はこの1局のみでした。


平日の1200MHzゲリラ運用その2(2019年 4月 15日(月))

 仕事で、港区内青山霊園近くを歩いていました。高台でもなのですが周囲に高いビルもないので立ち止まり、ダメもとでDJ-G7でCQを出してみました。
 するとなんと直ぐに応答がありました。
 
 
 またしても平日の真昼間、それも都内の歩道上から交信成立です。

午後から達磨山(2019年 4月13日(土))

 雨が降りそうなので、出かけずにいましたが、どうやら天気予報は外れたみたい。午後からでも遊べる山と思い達磨山(SOTA JA/SO-051)に出かけました。
 今回も割りきって144のSSBのみを運用。FT-817と2エレHB9CVを持って出かけました。
 車で走りながら6mを聞いているとJR2KZH局が移動運用されているのを確認。達磨山の駐車場でお声がけしました。

 お昼を過ぎても達磨山は訪れる人が多く、できるだけ迷惑にならないような場所でこじんまりと運用しました。



 1時間程度で8QSO満足して下山し、帰宅しました。
 下山の際、はじめてラジコンのグライダーを真近で見ました。想像していたよりも早く、軽やかで、風を切る音にしびれてしまいました。

高根山からSOTA(2019年 4月 7日(日))

 このところ、過去に登った山ばかりトレースしていましたので、新たな山に登ってみようと地図を眺めていました。以前から高根山(SOTA JA/SO-055 871m)というのが、比較的頂上近くまで車で行けそうな感じできになっていましたので、今回はここに決定。登山ルートが書かれた地図は見つかりませんでしたがヤマレコなどを頼りに山頂までのルートを確認しました。
 出かけてみると、駐車ができる神社からは、思ったよりも山頂まで時間がかかりました。山頂手前には広場があり、そこでも25mルールには入りそうですが、あまり展望が良くなく、山頂で運用することにしました。今回も2mのSSBを運用するつもりでしたが、直ぐ近くに電波塔があり、2mだと影響受けるような気がしました。この山頂は、南側の見晴らしはいいのですが、1エリア方向の見通しは悪く、例の電波塔がその方向にあるのです。
 どのようにアンテナを設置するかを考えている間にD-STARでQSO。
 それまで他の登山者とは全く逢いませんでしたが、他の登山者が来ても迷惑にならないようにスタンドにHB9CVを設置。運用を開始ししました。SSBではあまり、呼ばれずFMにすると数局とQSOできました。さらに木々の間にワイヤーDPを張り、21MHzSSBでCQ。GWで3局できましたが、それから局数は伸びず、7MHzにQSY。時間はかかりましたが3QSOできました。ここでお昼を過ぎてしまいCLとなりました。
 





 

 まだ少し時間があるので、直ぐ近くにあるSOTA JA/SO-071の下見に向かうことにしました。この山の山頂も比較的近くにも道路があるようですが、それが通りえる道路なのかよくわかりません。今回はその道路の状況を確かめようと思ったのです。当該道路は意外にも整備された舗装道路で道幅は狭いものの不安なくはすることができます。この道路には何度となくハイキングコースが交差してお入り、目的のSOTA JA/SO-071もそのハイキングコース上にある様です。どうやら笠張山という名前もある様です。
 道路から、笠張山に向かう登山道の入り口付近には車を停めることができる十分なスペースがあったため、ここに車を停車。少し歩いて登山道の様子と地図で距離を確認しましたが、2~30分くらいで登れそうです。




 ザックの荷物を整理し、身軽にして山頂を目指すことにしました。
 斜面を登り切ったピークは木々に覆われ雑然としていますが、山頂をしめす看板や碑がありました。また、1エリア方向には急な崖があり、木々がなく見通しが良い状況でした。どうやって持ってきたのか公園に置くようなベンチもあります。そこでこのベンチに座ってFT-817に直付けのホイップで144と430のFMを運用しました。ほどなくして4QSO達成できました。高根山よりもこちらの方が飛びは良いかもしれません。





 久々に1日2座のアクティベーションができて、ご機嫌で帰路につきました。
 

平日の1200MHzゲリラ運用(2019年 4月 5日(金))

 仕事の合間にこれまでも430FMなどでCQを出してみて、応答いただきビックリすることがありましたが、今回は新宿の某ビルの27階から、こっそりDJ-G7で1200でCQを出してみました。
 なんと1回のCQで2局も読んでいただき、QSO成立。さすが都会のビルからは平日昼間でもQSOできるのですね。430だと違法局のQRMでかえってできないかもしれません。

 
 

魂の山から2mSSB(2019年 3月31日(日))

 3月の最後の日曜日。私の好きな魂の山(SOTA JA/SO-139)に出かけました。

 またしても2mSSBを運用。これまでは、狭い頂上部で運用していましたが、今回は風が強かったことも手伝い、ほんの少し下った箇所にお店を広げました。




 しかし、坂であるため、スタンドが今一つ安定せず、HB9CVを思った方向に向けるのが難しい状況でした。それでも直ぐに7QSO達成。21MHzにQSY。コンディションが上がらずGWだけのQSOでしたが、3局にお相手いただけました。これで満足して帰ってもいいのですが、久々に50MHzで声を出してみたくなり、ポケットDPでQRV。久々にSWRを計ってみると意外に高い。ロッドアンテナの長さを変えるなどしてみましたが、あまり下がりません。まあ、飛びが悪くても仕方がないと、CQを出すと5QSOできました。
 HB9CVの固定方法は改善の余地ありです。