2018年4月23日月曜日

C4FM-RCのお手伝いで巣雲山へ(2018年4月22日(日))

 毎月第4日曜日に行われる1エリアC4FMロールコールのお手伝いで、今回は巣雲山に出かけました。私はFT-2Dと2エレHB9CVで144MHzのサブ局として運用。8局QSOしました。局数がいまいちだったのは、どうもHB9の調子が良くないようでした。


 RCが落ち着いたところで、アンテナをホイップアンテナ(RH770)に替えて、144、および430のFMでCQに対する応答を中心にQSO、最後に珍しく144MHzのFMでCQを出して、さらに15QSOできました。
 巣雲山に到着した時には、そよそよと吹いていた風が次第に強風になり、アンテナが倒れそうになるなどありましたが、季節外れに暑いといわれた日曜日を快適に過ごすことができました。

2018年4月22日日曜日

魂の山(2018年4月21日(土))

 先々週行く予定で急遽予定を変えて行けなかった魂の山に単独で行くことにしました。昨年この山に行ったときには1時間強歩きましたが、地図を見ていると正式な登り口ではないものの登山道と道路が極近接している箇所があり、しかもその近くに駐車場があります。これを使えばいどう時間が短縮できそうです。
 魂の山は昨年50MHzだけを運用しましたが、よく飛ぶ山だと言う印象がありますので、今回も期待していました。しかし、午前中に病院に採血のみですが行かなくては行けないので、運用は土曜日の午後という条件となりました。
 ゆっくりと準備を始め、出かけようとしたとき、我が家のニャンが2匹、脱走してしまいました。一匹は、10年以上飼っている猫で以前はよく外に出ていましたので一定時間で家に帰って来るのであまり問題ないのですが、もう一匹は我が家に来て2年以上たつものの外に出したことがなく、自力で家に帰ってこれるかわかりません。
 探していると意外と家の近くにウロウロしていることがわかりました。しかし、なかなか捕まえることができず、1時間以上も追いかけっこしてしまいました。最後は本人が玄関から戻ってくれました。しかしこれで2時間近くロス。なんとか病院にも間に合い、登山口に着いたのは13:00でした。
 
思ったとおり、登山道には直ぐに入ることができ、約30分頂上到着。でも、この登りは意外と息が切れました。この頂上は、低木が茂っており、アンテナを設置する場所に少々悩みました。今回は以前から所有していたもの1回しか使ったことのないラディックスのダイポールを使用してみたいということもあり、50MHzで設置して運用を始めました。


 何度かCQを空振りしましたが、1時間弱でSSBで9局とQSO。JG1XMV局も呼んできてくれました。
 今度は21MHzに再設定。短縮コイルを入れてエレメントを伸ばし、SWRを計りますと、やや高め。細かく調整すれば良いのでしょうけど、この頃には風が強くなり、「まあ、これでいいか」ということになってしまいました。


 CQを出していると最初に呼んでくれたのはZL1BYZ、2回目のQSOです。その後ちらほらとQSOできましたが、なぜか私の受信があまり良くない。本当は少しでもアンテナを動かせれば良いのかもしれませんが、強風のため、ペグでアンテナを固定してしまったため、それもできませんでした。
 それでもさらにVK2局からもコールがあり、DX3局を含む5局とQSOでき、満足でした。
 
 このアンテナの良し悪しはなんとも判断できませんが、50MHzに関してはやはりデルタループの方が便利で飛びも受けも良いようです。また、アンテナ自体は軽いのですが、短縮コイルが結構重たいのが難点です。

2018年4月15日日曜日

三度目の正直(2018年4月14日(土))

 今年に入って、「金時山に行ってくる」といって出かけたのに、雪が深いなどの理由で尻尾を丸めて帰ってきたことが2回もありました。今度こそと思う反面、あの山はどのルートで登っても最後がきついと言う印象が強く残っていて、あまり気楽には考えられません。
 今週末もSOTAをできることを楽しみにしていましたが、天気予報では早くから雨。しかも風も強いとのこと、とても残念な気分できたが、金曜日の予報では雨が降るのは午後からとのこと。一方、日曜日は完全に雨模様。実は午後には代々木で行われる会議の予定があり、本来、日曜日にしかいどう運用できないと思っていたのですが、そこがSOTA病である私のこと、土曜の朝早くに出かければいいんだ!と言うことになり、運用時間を8時から9時の間と設定し、9時には下山開始。一旦家に帰り着替えて12時前に代々木へという、スケジュールを考えました。
 そこで移動時間も比較的短くて済み、1時間の間に確実に交信相手がいそうな金時山に決定したのでした。


 5時に家を出るつもりが、実際に出発したのは5時20分。これは遅れてしまったと慌ててしまいましたが、6時40分には登山口に到着しました。流石に人気のある山!既にかなりの車が停まっています。早速、準備を整えて登山開始。ちょうど1年くらい前、SOTAの仲間と歩いたことを思い出しながら登りました。どう見ても70才を超えていると思われるグループが数組います。すれ違った別のグループとの挨拶をしている様子を見ていると、毎日に近いくらいこの山を登っているようです。そう、この山はなぜかリピーターの多い山、登頂1000回を超える人も結構いるようです。こういう山って意外と各地にあるんですよね。


 そんなんですから、この高齢者グループ、決して歩くのが速いわけではないのですが、あまり息を切らすことも無く、ずんずん登っていきます。私のすぐ前を行くグループに私はついていくことができず、あっという間に見えなくなってしまいました。急勾配の階段の手前で休んでいるとまたしても高齢者に抜かれ、この方もだんだん見えなくなりそうで、必死に追いかけているうちに山頂に到着しました。

 なんとか、QRV予定の8時の15分前です。山頂に人はまばらですが、やはり、人の多い山頂を少し避けて、25mルール内の昨年も運用した場所に移動し、準備をしました。今回は荷物を軽くするために、NTS-620とポケットダイポール、それにスタンドだけです。430MHzのハンディーですら持っていきませんでした。

 
アンテナをセットしてバンド内を聞いてみたのですが、何もQSOが聞こえません。どこかおかしいのかと心配になりましたが、まだ7時台ですから、そういうこともあるのかもしれません。50.235でCQ。しばらくは応答が無かったので、だんだん心配になりましたが、8時を過ぎると、次々に呼ばれ、12QSO達成。あぶさんもわざわざ私を探してくれて、50MHzのSSBで呼んできてくれました!(感激)。ちょうど応答が途切れたのが8時45分でしたが、今回はここでCL。来た道を下山して、11時20分頃に帰宅しました。

 シャワーを浴び着替えて、11時45分には代々木に出発!軽い筋肉痛を隠しながら、普通の顔をして会議に出席しました。
 

2018年4月11日水曜日

良くないことは重なる(2018年4月 8日(日))

 前日は雨で諦めた猫越岳に出かけること計画しました。昨年は、猫越岳に出かけそのまま隣の魂の山にも登ってSOTAをしました。たしかそのままQRPコンテストにもなだれ込んだのでした。そこで今年も魂の山にも行ってしまおうと企んでいました。ただし、SOTAのアラートには猫越岳だけをUPしておくこととしました。
 準備をしているといつもハムログを入れて持ち歩いているタブレットの調子がおかしいのです。いや、タブレットではなく、カバーと兼用している外付けのキーボードがおかしいようです。ペアリングをし直したり、いろいろできることをやってみましたが、Aのキーを押すとその度に違う文字が出てきてしまいます。その周辺のキーも変です。右側に並んでいる他のキーは正常に動くようです。道も物理的におかしいようです。

 そこでこのきーボードの使用を諦めて、小型の外付けキーボードを持って行くことにしました。

 SOTAのアラートには9時半からの運用を宣言しておきましたが、なんだか遅れてしまいそうな気がします。それでもい一度上った山ですから、順調に山頂に到着しました。まずは21MHz。いつものようにワイヤーの水平ダイポールを張りました。SWRも1.0です。でもバンド内は静か。それでも宣言した周波数でCQ開始。ところがさっきまでつながっていた携帯が圏外になっていまいました。携帯の位置を少し動かしたり「しましたが、結局つながらなくなってしまいました。したがって、セルフスポットはできず。

 


 せっかく宣言通り9時半にCQを出せたのに…なんて思って腕時計を見て気づきました。ハムログの示す時計と2~3分ずれている。
 驚いてタブレットの時計を修正しようとしましたが、言うことを聞いてくれません。
 なんだか面倒になり、後で修正することにしました。
 しかし、30分も空振りのCQが続き、時間が多少来狂っていても関係なしです。

 もう諦めるかと思ったときに、やっとコールバックがありました。
 そしてさらに1局。登っている途中で送信したツイッターを見て探してくれたようです。

 とりあえず2QSOできたので、21は店じまいをして50MHzの準備を始めました。いつものΔループを立てていると、なぜかエレメントが1本足りません。なんども探しましたが、ないんです。昨日はちゃんといつものように使っていましたから、昨日の運用場所に忘れたのか、もしくは下山途中で落としたのか?いや、今日の登りで落としたのか?私はΔループのエレメントとワイヤーを三脚ケースに入れて、それをザックの横にくくりつけています。三脚ケースのチャックが少し開いてしまうことがあるので、当初はよくチャックをひもなどで結んでいました。ところが慣れっこになって最近こここをひもで縛っていませんでした。もしかして、少し開いてしまってそこから滑り落ちたのかもしれません。いや、車の中に落ちている可能性もあります。
 そんなことを考えていると頭が真っ白になり、直ぐに下山して昨日の山に行こうかとも思いました。なんといってもこのΔループは最近使用頻度№1ですから。
 しかし、落ち着いて考えてみるとなくなったエレメントは先端部分の最も細い場所。この部分であればホームセンターでアルミパイプを買ってくれば同じものを作ることができます。それを思えば、「まあ、いいか」という気分になり、持っていたミズホのポケットダイポールを設置し、運用開始。のんびりと8QSOできたので、満足して、下山となりました。


 それでももしかしたら、その辺にエレメントが落ちていないか、キョロキョロしながらの下山でした。やっぱりありませんでした。
 なんだか魂の山に行く気力がなくなってしまいましたが、もう一つ向こうの達磨山なら駐車場から20分程度で登れます。日曜日ですから違法局もいないでしょうから、430MHzのFMに絞って、荷物を思い切り軽くして、お手軽にQSOしようと戸田駐車場に向かいました。ハンディートランシーバーにRH770をクリップでどっかに止めて運用すればいいとおもったのですが、今度はRH770がいつも入れている場所にありません。どうも以前の運用で別の箱(家に置いてきた)に入れてしまったようです。ハンディー付属のホイップでは少し貧弱だな~と思っていると、クリップ付きの同軸はあり、BNCとM型の変換コネクターは持っていましたので、車についているモービルホイップを外して、持って行くことにしました。
 山頂は案の定、風がめちゃくちゃ強く、結果的にこの程度のアンテナしか設置できなかったと思います。FMで10QSOして下山しました。


 帰りの途中でホームセンターに立ち寄り、アルミパイプを探しましたが、全く同じ径や厚みのものは置いてなく、がっかりしました。まあ、そこにあったものでもとりあえず代用できそうなので、購入して帰ってきました。
 なんだか、ついていない一日でした。

 

2018年4月10日火曜日

リベンジSOTA JA/SO-143(2018年4月7日(土))

 先日雪で諦めたSOTA JA/SO-143に出かけました。元々は猫越岳に行くつもりでしたが、あまりにも風が強いため、諦めて143に出かけました。
 この山は、山の名前のないSOTAの登録箇所として初めて訪れた場所で、地図やGPSとにらめっこして、慎重に位置を確認した山です。場所は既にわかっているので、余裕を持って出かけることができました。でも、記憶ではたいした登りではないように思っていましたが、運動不足の私の体は直ぐにゼイゼイと呼吸が荒くなってしまいました。
 それでも見慣れたピークに到着。ここもかなり風が強い状況です。立木を利用して21MHzの水平ダイポールを張りました。

 早速、運用開始。SOTAのアラートにもアップし、何度もCQを出しましたが、一向に応答なしです。今回は、風が強いため出陣を迷い、運用を始めたのは15時を過ぎていました。30分以上空振りのCQを出していましたが、諦めて、今度は7MHzのDPを張りCQ。立木の都合で給電点の位置が大きく変わってしまい、シャックの位置も移動。SWRは少々高いもののCQ。またしても応答無し。もうダメかと諦めてダイヤルを回しかけたところで、ツイッターを見ていただいたRQO局から応答。交信成立。しかし、その後は続かず、CQを出していた局に応答してやっと2QSO達成。


 今度はいつものデルタループを設置して、50MHzでCQ。おなじみさん中心に声をかけていただき、4QSO。計6QSOできました。
 既に太陽は西に大きく傾いていたため、 急いで撤収。下山しました。

2018年4月1日日曜日

SOTA初DX(2018年3月31日(土))

 天候の問題と年度末の仕事のドタバタでなかなか山に行けませんでしたが、ようやく平成29年度も終わりです。多少残務があるので、土日に仕事をしなくてはなりませんが、おいしいところ先取りで、土曜日に山に出かけることとしました。2度も行きそびれている金時山に行くつもりでしたが、さっと行って、さっと帰ってこようと思い、お手軽な玄岳(JA/SO-061)に出かけることとにしました。
 9時にQRVできれば良いと思い、7時30頃に家を出発!という筈が結局8時頃になってしまいました。今回はどのバンドに出るか?430は土曜だから違法局だらけでしょうし、山頂の状況から7MHzに出るには、かなり長い竿を持って行かないとアンテナが設置できないでしょうから、お手軽に21MHzと50MHzのみに絞りました。無線機もFT-817のみ。今回は事前にSOTA WATCHにアラートを挙げておきました。

 天候も良好、結構暖かいと思い、薄着で出かけましたが、駐車場に着いて外に出ると結構肌寒い。急遽、真冬に着ていたジャンバーに着替え、ベストを脱いで調整しました。


 頂上には誰もいませんでした。最初に21MHzと思い、どうやってアンテナを張ろうか考えていたのですが、背の高い木があるわけでもないし、看板などにくくりつけると、他の登山者に迷惑になりそうだし…結局、端の方に設置されている表示杭をお借りしてステッキを延長して、反対側はいつもデルタループを設置しているスタンドで受ける水平ダイポールを張りました。スタンドは倒れないようにステーを張りましたが、給電部の高さはGL+1m程度で周囲の笹よりも低く、一部のエレメントは笹とふれてしまうような状態でした。

 
 

 それでもFT-817でSWRを計ると全く針が振れない状態でした。まあ、これでいいか~と運用開始。でもバンド内はとても静かで、このアンテナ大丈夫なのかと不安になりました。それでもJT65らしきデジタル通信の信号を強く受信できましたから、大丈夫そうです。
 アラートに挙げていた21.280で運用を開始。SOTA SPOTにも情報をUPしました。しかし、なかなか応答はありません。折角UP情報をUPしているのだからとしばらく空振りでもCQをだし続けました。ふとSOTAのSPOTを見ると、UPしたと思っていたのに私の情報が表示されていません。そこで再びUP!今度はちゃんと表示されているのを確認。すると程なくしてNDT局から応答があり、その後さらに1局応答いただけましたが、それっきりで途絶えてしまいました。もう少し下の方の周波数なら国内の局が普通に気づいて応答してもらえるかもしれないと思い、21.195にQSY。念のため再びSOTA SPOTにUPしておきました。横浜市内から応答があり、やっと3局。でもS2というレポートでした。やっぱりこんなアンテナじゃあ駄目かな?50MHzにいこうかな?と思っていると、英語っぽい発音でコールサインを言う局が出てきました。あれれ、DXの被りまで出てきてしまった。これは駄目だ!と思っていると、何とその局は私のコールサインを言っているではありませんか?ビックリして応答。最近全くDXとQSO何かしていなかったので英語もしどろもどろの状態です。先方の信号はものすごいQSBがありS1~S9をやや長めの時間で行ったり来たり、何とかレポート交換成立。驚きと喜びに浸る間もなく、さらに呼んでくる局がいます。こちらも同様に強いQSB。何とかレポートを確認してもらいQSO成立。さらに呼んでくる局があり、何と3QSO。全てZLでした。
 あとでわかったのですが、QSOしていただいたZL2AJ、ZL1BYZ、ZL1WA局はSOTAのチェイサーとしてもZL1のカテゴリーで、それぞれ1~3位に位置する方々でSOTA SPOTを見て追いかけてくれたようです。
 VKやZLは、21MHzでしたら10W-SSBでもQSOできることは、認知していましたし私自身も10W-SSB-DPでVKなどとのQSOの経験はありますが、5W-SSBとこんなダイポールでQSOできたことはちょっと感激です。SOTAというワールドワイドな遊びの素晴らしさを改めて認識しました。
 その後は50MHzにQRVして、数局お相手いただき、下山。お昼には帰宅しました。