2013年10月28日月曜日

またやってしまった!玄岳(2013年10月27日(日))

 移動候補地として検討していた玄岳に登ることとした。10年くらい前に登ったことはあるが、山頂付近は勾配がきつく、足場が悪かった記憶がある。伊豆スカイラインの近くのどこかに車を停めて、最後の部分だけを歩こうかと考えていたが、適当な駐車スペースが見つからないでいた。そんなとき、スカイラインの西丹那パーキングから頂上を目指すルートがあることを知り、今回これを採用。
 朝7:00少し前に西丹那パーキングに到着。準備をして登り始める。今回リグはMX-6Zのみ。少しでもアンテナでゲインを稼ごうと、ラディックスの2エレHB9CVをザックにくくりつけ、いつも使用しているスタンドくくりつけて出発。実は初めてこのHB9CVを手にしたとき、「出来はいいがこれをもってお山登りは大変だ」という印象を受け、これまで車での移動しか使用していなかった。今回初めてザックにくくりつけたが、「けっこう軽くていいじゃない」という印象に変わっていた。
 ある方のブログでは、約10分程度の行程だとのことだが、笹やススキが生い茂り、かなり進行困難。しかも雨上がりでこれらの枝葉にはたっぷりと雨水がついている。早めにカッパを着れば良かったが、判断をミスって築いたときには上から下までビショビショ状態。急勾配で息は上がるし、本当にこの道で大丈夫なのかと珍しく弱気になってしまったが、休憩をいれても18分程度で見覚えのある頂上に到着した。

 富士山もきれいに見え、朝靄がはれていくその様はとてもきれいであったが、私は体がすかっりひえてしまい、寒くて仕方がない。とりあえず上着を脱いで上下カッパを着る(やることが逆)。ぐちゃぐちゃになった靴だけはあきらめてそのまま。ひたすらカメレオンのように太陽に向かい体を温めた。
 あつい紅茶を飲み、一息ついて、アンテナ組み立てようとして気付いた。「HB9のブームがない」。そう、いつも車に乗せっぱなしのため、ブームは組んだままエレメント等とは別してあったのだ。「やってしまった!」。今更、ブームを取りに往復する気になれず、予備に持っていたポケットダイポールを三脚にくくりつけた。

 バンド内はなぜかCWばかり聞こえる。フォーンは全く聞こえない。
 いつもの235付近でCQ。全く応答なし。20分程度CQを繰り返すがダメ。バンド内は相変わらずCWがたくさん聞こえる。ようやく何度かお相手していただいているJA1IQU局のCQに出会い応答。すぐさまピックアップしてもらい51のレポートをもらった。
 その後も225~235付近でCQを出すが全く応答なし。CWのかぶりが出てきて何度かQSY。
 再び先ほどの周波数に戻るとIQU局も全く応答がないようだ。今日はいったいどうなっているのだろう。ようやくJE3PUG/1局のCQを確認。やはり応答がないようだ。アンテナを向きを変えている内にCWでのCQに変更してしまった。CWでのCQには何度かして応答があったようだ。
 9時過ぎまで、CQを出したり、ワッッチしたりしていたが、あきらめて下山。オケラじゃないからいいかとも思いつつ、何だか不思議なお空の状態でした。
 結局玄岳が良い移動地か判断できず、いつか再び出かけようと思っているのです。
 なお、今回は、伊豆の国市として移動。山頂から伊豆の国市側にアンテナを設置しました。

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