2017年10月1日日曜日

代々木公園から超お手軽運用(2017年 9月30日(土) )

 アマチュア無線を復活した時に思い描いたのは、HFでのDXでもなくデジタル通信でもなく、6mでのお手軽運用でした。いつもカバンの中にピコ6などを入れておき、時間があれば運用してみるということです。
 実際にピコ6を入手して短縮のホイップアンテナを持ってで出かけてみたものの、平日の6mは予想以上に閑古鳥が鳴いており、仮に
聞こえても、1wホイップではまるでダメでした。その上、ピコ6といえども意外に重たいものです。
 430FMは無線機もアンテナも小さいため今でも持ち歩き時々CQを出してQSOすることができますが、違法局に周波数を占領され、QRMにも悩まされています。
 そんな中で、NTS620は電池を入れても300g未満という軽さ。おもわず、以前の夢を思い出し ました。

 本日は晴天の土曜日。本来ならば当然山行きですが、都内代々木で午後から打ち合わせがあるため、出かけられません。それならばと少し早めに家を出て、NTS620で超お手軽運用をしてみようと企みました。ホイップアンテナがお手軽でですが、やはり水平偏波を出すためにMIZUHOのポケットダイポールをカバンに入れました。都内のどこかビルの屋上か公園で運用するのです。ポケットダイポールを固定するために小さな三脚を持って行こうか散々迷いましたが、結局は持たず、代わりに細い紐やビニールテープを持ちました。

 どこで運用するか考えましたが、名案が浮かばず、打合せ場所から近くて、周囲が開けていそうな代々木公園を選びました。

 しかし公園に到着すると12時を過ぎてしまい、これでは相手がいないのではと心配になりました。1局でも交信できればと、運用場所を探しましたが、なかなか適当なところが見つかりません。やはり三脚を持ってくるべきだったと反省しながら、人気の少ない東屋のようなベンチに腰を下ろして、無線機を出してアンテナをつなげてみました。なんと、数局が聞こえてきます。
 
 
 ベンチに座りポケットダイポールを左手に持ったままCQを出している局に応答してみました。なんと、ちゃんとピックアップして頂き、交信成立。調子にのて、他のCQにも応答。なんと4局も交信できました。最長は長野県内の移動局。1Wで手持ちのダイポールでこんなにQSOできるなんて、感激です。しかも電池は先週越前岳山頂で運用した時のままの残りです。中にはこちらの信号が弱くて、かろうじてコールサインとレポート交換ができたQSOもありましたが、とても楽しい運用でした。
 
 QSOしていただいた方々、ありがとうございました。

 

 

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