2018年6月7日木曜日

山伏と笹山(2018年 6月 2日(土))

 静岡県内でSOTAの運用がされていない山は、まだまだあります。高い山でも近くまで車でアプローチさえできれば、かえって低山よりも安全な場合もたくさんあると言うことは伊豆の山を登っていてよくわかりました。
 というわけで、地図とにらめっこをしている内に笹山と山が目にとまりました。山頂の直ぐ近くに林道が通っているようです。問題はどこまで車で行けるかですが、林道の近くに県民の森のような表記があり、少なくともそこまでは車で行けるようです。
 ヤマレコを使ってこの山に関する記録を見ているとやはり、山頂
の直ぐ近くの林道に駐車できる箇所があり、30分もかからずに登れそうです。尾根を歩く道も整備されているようで、さらに奥に進むと次のSOTAの山である山伏まで行けそうです。
 笹山からそのまま山伏まで往復する方法も考えましたが、山伏もその山頂近くまで林道が続いています。どうも山頂近くからの登山記録もあるようですが、どうもその場所は現在は通行止めのような情報もあります。しかし、少し離れた駐車スペースからなら登れそうです。歩く時間は、およそ1時間くらいかと検討を付け、笹山からの縦走も考慮に入れつつも、結局先に山伏に登るつもりで出かけ、どうしても林道を進むことができないようであれば、笹山から縦走しようと思い出かけました。
 10ポイントの山を2座登るというこれまでの私の中では1日で最もポイントが稼げる計画です。
 早めに出かけるつもりであったもののやや遅れてしまい、現地の林道には8時半過ぎに到着しました。全て舗装されている道で快適に車を進めていくと、笹山の登り口が直ぐにわかりました。問題はここからです。しかし、結局予定していた山伏の駐車スペース(百畳峠)には9時過ぎに到着。ここまでが通行可能でこの先は通行止めになっていました。


 この駐車スペースには結構広く、簡易式のトイレまであるのですが、1台も車が止まっていませんでした。今日は登山者が少ないのかと思っていましたが、登り始めると数組の登山者と会いました。流石に1000mを超えているコースですから、藪などはなく、快適ではっきりした登山道を進むと1時間もたたずに山頂に到着。
 山頂付近は結構広くて、しばらし付近を散策。この山はSOで登録されていますが、山頂は山梨県との県境。今回は、山梨県側からQRVするつもりでしたので、GPSで確認しながら比較的山頂に近いけど他の登山者の邪魔にならないような山梨県内に陣取り、立木の間にいつものワイヤーダイポールを張りました。およそ南北の方向に指向性が出るように張ることができ、早速バンド内をワッチしてみると、結構コンディションはいいようです。そこで21.305MHzという高めの周波数でCQ開始。同時にSOTA WATCHに情報をUPしました。すると直ぐにRQOさんから強力な応答がありました。その後もぼちぼちと応答があり、11時までに7QSO達成しました。あとでわかったのですが、RQOさんがクラスターにUPしてくれたおかげで、追いかけてくれた方もいたようです。

 初めての2000m越の箇所からの運用でしたので、もう少し粘りたかったのですが、次の山があるので、急いで撤収。その頃には団体さんも登ってきており、山頂はかなり賑やかになっていました。特別空腹ではなかったのですが、おにぎりと焼き鳥の缶詰を食べて、完全撤収。来た道を戻りました。下りでもたくさんの登山者と会いましたが多くの皆さんは、梅ヶ島温泉の方から登ってきているようで、笹山や私の車が止めてある道に分かれてからは、パタッと登山者と会わなくなりました。それでも登るときには私の車だけで会った駐車場には7~8台の車が止まっていました。

 笹山の登り口まで戻り、早速登り始めましたが、先ほどまでの道に比べると、戯れており、このコースを上る人は意外と少ないようです。
 結構登りのきついところもあるな~と休憩をしようかと思っていると目の前が山頂でした。


こちらの山頂は狭いのですが、やはり、立木の間に21MHzのダイポールを張ることができました。


 先ほどに比べコンディショがいまいちのようでしたが、ぼちぼちと5QSOを達成。2時近くなってしまったため、CL。来た道を下山しました。笹山では、他の登山者とは全く出会いませんでした。
 今回、50MHzのデルタループや7Mhzのダイポールも持っていましたが、結局全く使用せずにお腹一杯になりました。

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