2019年2月11日月曜日

寒い小室山(2019年2月11日(月祝))

 またしても雪の予報が出ている祝日です。先日行き損ねた金時山にチャレンジするにも再び失敗しそうなので、多少の雪が降っても何とかなる小室山(JA/SO-153)に出かけることにしました。
 高さはありませんが、相模湾に着き出した位置にある小室山で1200MHzを運用したら、結構行けそうです。
 DJ-G7に9エレループをザックに入れ、出動しました。
 リフトは、9:30からの運転でしたので、ゆっくり出かけました。
 この山は、山頂部分も完全に観光地化されていますから、他の観光客の迷惑になるような大型のアンテナは立てられません。それに正規に運用を申し込むと断られます。だからかわいく運用する必要があります。
 リフトの乗車場所まで来ると観光バスが3台も停まっており、売店はごった返していました。「あまりにたくさんのお客さんがいると運用は無理だな~」と思いつつもリフトに乗って頂上直近へ。リフトを降りてみると数人しか客はいません。それもそのはず、山頂は冷たい風が吹いており、とても寒いのです。


 普段は、設置されている椅子などを利用することはないのですが、ここまで空いていればと、既設の椅子を使用することにしました。三脚を設置して、準備をしていると既に手が冷たくなり、感覚がなくなりそうでした。軍手をして、使わないときはポケットに手を入れて、準備を完了しました。


 バンド内を聞いてみると、いつも好んで使用している1295.10MHzは使われていました。
それ以外のチャンネルも結構声が聞こえます。どうも何かのコンテストをやっているようです。空いている1295.12でCQ!直ぐに応答がありました。しかし、コンテストナンバーを送られ面食らってしまいました。ここでようやく関東UHFコンテストであることがわかりました。こちらからもコンテストナンバーを送信。その後、いい調子で呼ばれましたが、コンテスト局のQRMも出て来てしまいました。ちょうど途切れたところで、一旦終わりして、バンド内を聞いてみると、ビックリするくらいたくさんのチャンネルで声が聞こえます。ふと、SOTAWATCHのSPOTを見るとNDTさんが金時山から出ているようです。周波数を合わせて、ビームを向け直すと、NDTさんの声が聞こえてきました。完全にコンテストモードでしたが、お呼びすると直ぐに拾っていただき、少しの雑談を含め、S2Sを達成できました。
 手持ちの温度計では、2.9度でしたが、体はすっかり冷えてしまい、気がつくと頂上付近には私だけでした。
 リフトの乗り場に下っても、係の方は小屋の中にいて、私の姿を見て、仕方なく出てきてくれたようです。コンテストで思う存分出来なかったとも言えますが、こんなに1200でたくさんの局が聞こえたのはとても嬉しく、満足したアクティベーションでした。
 リフトに乗っていると、少し雪がちらついていました。

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