2017年6月25日日曜日

大昌山 SOTA JA/SO-093 (2017年6月24日(土))

 先週ダブルヘッダーができたら登ろうと思っていてできなかった西伊豆町の大昌山(545m)に出かけました。
 早朝に勝負しようと3時半に家を出かけ、6時過ぎに現地近くに到着。この山の山頂への登山道は無いようです。藪山を専門としている方のサイトで調べると近くの林道から直登しているようです
。これに習って登ろうと計画しました。前述のサイトの情報によると山頂近くまで続いている林道は途中で崩落しており、通行できないため、途中から林道を歩いたとの報告があります。3年以上前の情報ですが、今回それを覚悟で出発しました。しかし、よくGPSを見ずに走っていると林道の終点に着いてしまいました。どうやら道路は復旧していたようです。それでもおそらく、崩落現場であったであろうと思われる箇所はありました。きれいに復旧工事が行われたと言うより、土砂等を片付けただけという感じです。
 万が一別の車が来たときのことを考え駐車し、準備をしていきなり道の無いところを頂上に向かって登り始めました。はじめの少しは土肌が見えるところを登っていましたが、直ぐに杉林になりました。下草もあまり生えていませんが、杉の葉などがたくさん落ちているため、どこを歩いてもふかふかで気持ちが悪いくらいです。ひょっとしたら、この下に蛇が潜んでいるのかもしれないと想像力を膨らませながらある続けました。
 
登り口付近
 
杉林を進む

距離的にもたいした距離ではないので、とにかく高い方に向かって歩き続けました。何もない杉林の一番高そうなところにテープが巻いてある木が有り、その近くに測量杭がありました。頂上です。グーグルの地図にも載っている山なのに頂上にはそれ以外何の表示もありませんでした。
頂上付近

 今回、地図や先週この山を長九郎山の途中から見て、VUは、まずだめだろうと思っていました。こうなれば、確実なのは7MHzということで今回は、はじめから7MHzのワイヤーダイポールを張りました。杉の木の間にフルサイズのDPを張り(端部は2m程度の高さ、給電点をタモで4m程度持ち上げました。FT-817のSWR計では表示が1つ着くかつかないかでこれまでの中では最も良好なSWRでの様です。
運用風景

 バンド内にはいくつものQSOが聞こえます。まずは、CQを出している局を探し、QSO。これで行けそうだと思い、7.14付近で空きを探し、CQ開始。携帯電話もかろうじて通じるようでしたので、初めて自らSOTAにスポット。さらにツイッターでも案内をしました。ところが何度CQを出しても空振り。流石に疲れてきました。
 もう少し下の方に下がった方がいいかと思い、7.11付近で再度CQ。でも駄目です。ツイッターで周波数の変更を伝えようとしましたが、このとき携帯は圏外になってしまっていました。ツイッターの記録を見ると私のスポットに対して、おなじみの各局が「聞こえない」と言っています。また、7MHzのコンディションが非常に悪いと言うこともわかりました。
 もう一度、7.14くらいに戻りCQを続けましたが、やはり駄目です。21に行ってみましたが、弱く声が聞こえますが、SWRは下がりません。しかたがなく、再び7MHzに戻り、呼びに回りました。なぜかQSOできる局は7と5。開けているエリアがはっきりしています。4局目の局は東北道を走行中のモービル局でした。コンディションというのか、相性が合えば、走行中のモービルでも5WでQSOできるのですね。4局できましたので安心して、50MHzや430MHzも聞いてみましたが、何も聞こえませんでした。この時点で9時。もう少し頑張れば7MHzの状態が変わるか、HFハイバンドのコンディションが上がるかもしれません。でも、そこまでして、この場所に執着する気も無いので、撤収開始。おとなしく下山となりました。
 自分では大体来た道を下っていたつもりですが、GPSで確認すると30度程度もずれた方向に進んでいました。修正をしたつもりが結局は今度は逆方向にずれてしまいましたが、たいして迷うことも無く、車に戻ってこれました。
 ここから林道の下りとなるのですが、部分的に舗装されているものの大部分は轍が酷く、木の枝もかなりたくさん落ちています。石がゴロゴロしていたり、ぬかるんでいる箇所もあります。登りは気にならなかったのですが、下りは慎重に走行して降りてきました。それでも途中、木の枝が車の底部に挟まり、枝を引きずって走っていることに気がつき、降りて枝を足り除くことを行ったために、それ以降は、大き枝がある場合には車を停めて枝をどけてから走るということを繰り返していました。
屋根付けてある430MHzの短いアンテナにも何度も木々の枝が当たり、よく見れば基台すこしずれてしまっていました。
 渋滞も無く、12時には帰宅。家で昼食を取りました。

 まだ残っている伊豆の山々は標高も低く、VUでのQSOが期待できません。HFが手軽に運用できるよう軽量のワイヤーダイポールやATUと組み合わせたロングワイヤーの使用を検討しなくては。。。

 
 

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