4時に家を出発。ちょうどあたりが明るくなる頃に登山口の駐車場に着きました。既にたくさんの車が駐車しています。私は、車両の通る道とは別に登山道もあるように他の人のブログの写真を見て、勝手に思っていましたが、山小屋までのほぼ全線が車両も通れる道です。といっても、道幅は狭く、勾配はきつくて石がゴロゴロしており、とても普通の車両で走ろうなどとは思えません。
天候はとてもよく、マイペースで歩いていたのですが、7時40分くらいには山頂に到着。既に他の登山者がいました。頂上は狭いので少し下っての運用を考えたのですが、あまり条件の良い場所を見つけられず、頂上付近の端っこで木の枝が伸びている下の通行の邪魔に成らないところに陣取り、スタンドでポケットダイポールを上げました。小枝がエレメントにふれるような位置にしか上げられませんが、以前、越前岳ではこんな感じでも結構QSOできましたので、これで行くことにしました。NTS620でバンド内をサーチしましたがあまり強い局が聞こえてきません。CQを出しても空振りの連発。やっと群馬県沼田市の移動局から応答がありました。その後も空振りの連続。アンテナの向きを変えてみると、少しよく聞こえるようになるのですが、その向きではエレメントの先が登山者にあたる可能性があるため、NG。タモで思い切り高く上げれば行けるかもしれませんが、今日は持っていません。デルタループの方がかえって邪魔にならないかもしれないと思いながらも、既に人が数名いる山頂付近で設置するには気が引けました。
50MHzを諦めて、430MHzに変更。スタンドの先にRH770を付けてDJ-GでCQ。直ぐに応答があり、37局とQSO。それでも土曜日であるため、違法局のQRMに悩ませられました。
さらに山頂付近は人が多くなってきましたので、アンテナを片付け、最後にホイップアンテナ直付けで1200MHzでCQを出してみましたが、こちらは応答なし。11時前に下山開始となりました。
ちょうど下山ルートの中間点にあるベンチで昼食をとりながら430MHzを聞いていると、櫛形山の山頂からQRVしている須崎さんの声が聞こえてきました。これに応答し情報交換。山頂からの私の交信を登りながら聞いていたとのことでした。
紅葉し始めている木々の間を通る道を下っていると、山小屋に物資を運ぶジープと出会いました。道の端によけてその通行を見ていましたが、ゆっくり走っているのですが、車体が大きく揺れ、つづら折れを何度か切り替えしながら登っていくのは、なかなか大変そうでした。
以前から思っていましたが、ここの山小屋に一度泊まってみたいです。富士山をバックに星空が見たいのです。
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