2019年1月9日水曜日

新年初運用を三国山から(2019年 1月 2日(水))

 新年初のSOTA運用を箱根外輪山 三国山から行うべく出かけました。
 朝の開門と共に一番乗りで芦ノ湖スカイラインに入り、山伏峠のドライブインに車を停めて歩き始めました。ところが、登山道にロープが張られ、通行止め。理由は山伏峠~三国山間に登山道が崩落しているとのこと。しかし、湖尻~三国山~山伏峠間を通行止めしています。おそらくこの登山道を湖尻から入り三国山を往復する人なんておらず、外輪山を周遊する人が多いため、正規のエスケープルートを考慮した場合、この区間を通行止めとしていると思われます。



 登山道とスカイラインは、併走している箇所が数カ所あり、そこから登山道に進入すれば、崩落箇所を避けて三国山に登れそうな気がします。しかし、崩落箇所が正確にわかりません。とりあえず、湖畔~三国山間で登山道とスカイラインが併走しており、かつ駐車スペースがある場所を選び、20m程度藪を通り、登山道に入りました。実は、ここまで来る間の別の併走箇所で道路脇の斜面が崩れているような箇所がありました。そこが崩落箇所のようです。



 登山道は、所々霜が立っていますが、特に通行に支障はありません。問題なく、三国山の山頂に到着。おそらく誰も来ないので、気持ちよくダイポールを張りました。それでも他の人の通行等を考慮して登山道を横断するような張り方はしませんでしたが。


 21MHzからはじめようと調整をしていると、VLY局の強力な信号が入感。早速、応答しました。その後、CQを出しましたが、3局止まりで後が続きません。そこで7MHzにQSY。4QSO出来ました。この間、山伏峠側より、1組のパーティーが現れました。聞いてみると崩落箇所の先を藪漕ぎして、登山道に入ったとのことでした。


 店じまいをして元の道を戻る際、さらに2組と出会いました。みなさん、そいれなりの自己判断をされているようです。

 まだ時間が早かったので、そのままスカイラインを走り抜け、長尾峠から再び外輪山を周遊する登山道に入り、丸岳に向かいました。途中白いものがチラチラしていましたが、あまり気にせず進行。途中、何組かの登山者とすれ違いましたが、山頂には誰もおらず、ケーブルフィッシャーにDPを設置して、NTS620で6mSSBを運用。

 
 
途切れることなく、応答頂きましたが、途中で急に雪(アラレ)が強くなってきました。とりあえずザックカバーで無線機を隠しましたが、どんどん強くなってきます。


 ちょうど途切れたところでCL。急いで撤収し、雪の降る中を下山しました。つい先ほどまで芦ノ湖がよく見えていましたが、雪のため、白く霞んでいました。しかし、西側の駿河湾には陽が当たっているのが見えるという不思議な景色でした。


 車に戻り、片付けを終え、発進すると、雪は益々強くなり、吹雪いているような状況となりました。これは帰りが心配だと思いましたが、三国山付近まで戻ると、雪はほとんど降っておらず、安全に渋滞にも遭わず帰宅できました。

 箱根外輪山を周遊する登山道は、なかなか楽しい素敵な道です。一日も早く崩落箇所が手当てされることを望みます。
 

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