2019年1月13日日曜日

みぞれ混じりの明神ケ岳(2019年 1月12日(土))

 折角の3連休ですが、なんだかあまり天気は良くなさそうです。初日の土曜日の午後から箱根は雪になり積もるような予報が出ていました。それなら積もる前の土曜日の午前中に出かけて帰ってこようとSOTAでボーナスポイントがもらえる明神ケ岳1169m(JA/KN-009)に出かけました。
 あまり暗いうちに登り始めるよりも、ある程度明るくなってからの方が良いと思い、6時少し前に家を出ました。箱根の大観山を経由し、芦ノ湖に向かって下る県道は道路上に設置されている温度計で-1℃。少し凍結しているようです。他に車はほとんど走っていませんが、滑ると怖いので比較的ゆっくり走っていました。するといきなり、大きな雄の鹿が飛び出してきました。急ブレーキを踏んで止まりましたが、その鹿は、私の車の前方側面にぶつかりました。死んでしまったのかと思い、窓の外を覗くと、直ぐに立ち上がり、ものすごいスピードで走って行ってしまいました。
 街灯のあるところまで車を走らせ、よく見ると、角が当たったのでしょうか?小さな凹みがありますが、外観として大きな問題はありません。しかし、ドアを開け閉めするとわずかにボディーの板ががあたり、大きな音がします。少し、外装板がゆがんでいるようです。なんだかショックですが、鹿の方も心配です。走って行ったとは言え、結構痛かったのではないでしょうか。
 他の車は、ほとんどいないので、わざと蛇行運転をしたり、ブレーキをかけたりして、走行に全く支障がないことを確認しました。ということで、気を取り直して登山口へ。
 辺りは明るくなり始めていましたので、20分くらい待って、7時頃に登り始めました。
 
 登り始めて直ぐにあたりの葉が音をたてています。雨が降ってきたのです。「合羽を着なくてはいけないかな?」と思いましたが、そのまま歩いていると止みました。でも、その後もなんどか小雨が降ってはやみを繰り返していました。
 今回は、ラジオをならしながら歩いていましたが、D-starもワッチしながら歩いていました。尾根道まであと少しというところで、D-starでNJN局が声をかけてきてくれました。一人で歩いているときに声をかけていただけるととても嬉しいものです。



 尾根道に出て、箱根の内輪山の方を見ると、一定の高さから上はきれいに霧が出ています。おそらく、明神ヶ岳も霧がかかっているのだと覚悟しました。


 その後も、時々降る雨がアラレっぽいものに変わりましたが、特に問題も無く頂上に到達。案の定、霧に覆われ景色は何も見えません。そして誰もいません。山頂の表記がある広場は、近くに木なども無いため、前回と同様、山頂よりも少し先(金時山側)の登山土脇に陣を取ることにしました。木の枝の間に21MHzのワイヤーDPを張り、やはり雨が来る前にツエルトを張っておくべきと思い、ツエルトを張りました。


 SOTA WATCH2にSPOTしようとしましたが、どうしてかUP出来ず、TWのみで運用周波数を案内しました。しばらく空振りしていましたが、NJN局を始めおなじみの方から声がかかり、4QSO達成できました。ちょうどこの頃から、また雨やアラレが降ってきており、ツエルトを張っておいたのは適切な判断でした。


 天候も良くないので、ここで下山すればいいのですが、久しぶりに6mで声を出したいと思い、ポケットダイポールを設置。このころ既に雨は本降り。みぞれ混じりです。木の枝に適当に引っかけて、数局QSOできればいいと思い、CQを出すと、次から次へと呼ばれ、30QSOも出来ました。途中、かなり雨が強くなってきて、早く終わりにした方が良いかと思いましたが、とうとうしてくる局が途切れたときには雨がほとんど止んでいました。急いで撤収を開始。撤収が完了したときには、完全に雨は止んでいました。下山中も雨に降られることはなかったのですが、雨水でぬかるんでいるところがあり、慎重に下山しました。
 体はしkあり防寒していましたが、やはり手は寒かったです。

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