2017年5月1日月曜日

山名のないSOTAの山(2017年4月30日(日))

  SOTAのリストを見ていると有名な山でも登録されていなかったり、逆に山名のないピークが登録されています。私の家に一番近い無名のポイントは、JA/SO-143 伊東市と伊豆市の境界にある592mのポイントです。これまで有効なアクティビテーションはされていないようです。それなら、ここに行ってみようと思い出かけました。三角点の杭はあるのだろうけど、まともな道があるかは不明。いざとなれば道なき道を地図とGPSを頼りに行くしかない。そこでネットで周辺情報を集めつつ、GPSの設定等も確認しました。SOTAのリストにある座標と測地系を合わせ、携帯電話のGPSではあてにならないので、ID31やFT-2DのGPSも設定を確認しました。
 いろいろ情報を確認していると、「大平の森」という名前でこの周辺が整備されていることがわかりました。ハイキング地図や国土地理院の地図を打ち出して、ポイントを確認。出かけて行ったのでした。


 車を大平の森の駐車場に止めましたが、かなりきれいに整備されているので驚きました。
 トイレもちゃんとあります。現地の看板の図を見て、複数の道があることを知り、最も確実なコースでポイントに向かうことにしました。

 
 よく整備された道をとおり尾根まで上がると程なくして展望ゾーンという場所に出ます。
 ここからは、相模湾、箱根、富士山も見えます。
 
 
 この展望ゾーンから、2、3分歩いたところにSOTA JA/SO-143のポイントはあります。
 測量用の石杭は小さく、苔が付いており、少しわか利難いですが、GPSで位置を計測した結果間違いありません。
 
 
 
 ここでうろうろしていると地元で何度もここを通っているというハイカーのおじさんが現れ、ここで道が分岐していることを教えてくれました。なるほど、国土地理院の地図では分岐している箇所の脇に三角点があります。現地もその通りです。
 
 
 
 この周辺は比較的広く、極端な坂でもなく、木々に覆われていますからHFのワイヤーダイポールも張れそうです。今回、このような状況を期待して、たまにはHFを運用しようかと思っていましたが、ちょうどALL-JAコンテストの真っ最中でしたので、430MHzのFM、C4FMのみの運用としました。
 5エレの八木をスタンドに乗せて、運用。6局とQSO。残念ながらC4FMはオケラでした。店じまいをしようかと最後にサブちゃんを回っているときに小室山に移動しているKAWAさんを確認。そろそろQRTというところをお呼びしてS2Sが成立しました。
 来年は、ここでHFを運用しようと思います。
 

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